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2009年01月19日

SMWS 日本支部 15周年記念イベント in 名古屋

ザ・ソサエティ 日本支部 15周年記念イベント in 名古屋

名古屋アストンハウス GRIFFIN'S 2008/12/7




 特別ゲスト、ウイスキー評論家デイヴ・ブルーム氏と、前々回、前回に引き続き、洋酒技術研究家で元サントリー山崎蒸留所長の大西正巳氏のお話を聞くことができ、オールドボトルを試飲することもできました。

 例によって山崎白秋さんに、テイスティングノートを書いていただいたので、以下に紹介します。


*** グレンファークラス 1.140 14年 58.1% ***

(香り)  硬い香り。アルコール感が強い、やや熟成不足。

(味)  やはり若く、麦芽風味。単調な甘さ、ただし苦味は素晴らしい


*** グレンリベット 2.73 16年 52.0% ***

(香り)  フルーティーではあるが、ややドライ。アルコール感が強く、もうすこし熟成が必要であろう。しだいに花ような香りが開いてくる。

(味)  フルーティーで爽やか、甘さも心地よい。味の数が少ない。


*** ボウモア 3.142 18年 58.5% ***

(香り)  消毒液の香り、強いピート。ジャーキー。しだいに酸味とフルーツ

(味)  ピートが強い。酸味がアクセント。


*** ロングモーン 7.48 40年 53.5% ***

(香り)  非常に濃い香り、ラムの香りに近い。トースティー。渋味を感じさせる香りが強いがエステリーでもある。オイリーかつナッティー。

(味)  焦げた含み香。良い意味でにがみや渋味が強い。しばらくすると非常に甘い香りに変化する。


*** クライヌリッシュ 26.57 25年 55.4% ***

(香り)  ナッティな熟成感、バニラの香りも。軽いピートを伴う。その後フルーティーに変化してくる。

(味)  フルーティー、フルーティーで非常に鮮やか


*** クラガンモア 37.39 16年 55.7% ***

(香り)  濡れたダンボール、若さを感じる。ドライで味の数が少ない。

(味)  やはり若い。ニューポットのよう。ややナッティ。


*** リンクウッド 39.68 12年 55.7% ***

(香り)  深くまったりした香り、半面フルーティーでもある。軽い熟成感。

(味)  ひのきの含み香、シャープ。ウッディーな熟成感。特徴的なモルトだ。


*** ダラスデュー 45.25 33年 48.3% ***

(香り)  様々な木の香り、まるで複数の樽で熟成を経たようだ。古びた香りで極めて個性的。

(味)  甘く、魅惑的、にがみが心地よい。ウッディーでナッティーな熟成感が素晴らしい。ややピリピリ感がある。


*** ブラッドノック 50.36 18年 55.2% ***

(香り)  深い香り、湿気た香りも。ウッディーな熟成感。紙っぽい香りもある。いろいろな香りが次から次からでてきて楽しみが尽きることはない。

(味)  古びた香りと軽いピート。しだいにウッディーでナッティとなる。非常に興味深いモルトだ。


*** アードモア 66.27 23年 52.3% ***

(香り)  トップノートは酸味。酸化したアルコール。香りは深く広がりがある、軽いピートを伴う。

(味)  まず甘みを感じる。次にピート、香ばしい印象。


*** グレンクレイグ 104.11 34年 47.8% ***

(香り)  トップノートはいちじくの香り。その後、様々なフルーツジュースが出現する、高級なミックスジュースだ。ただしトロピカルではなく、軽くあっさりしたジュースだ。ややオイリー。

(味)  熟成のピークが過ぎたのか、へたったフルーツ。腰が無くライト


*** 山崎 119.5 11年 62.2% ***

(香り)  非常にエレガント、しかも深みも感じさせる。熟成感も素晴らしく、ナッティーでウッディ。

(味)  エステリー、深みのある味。にがみ、ウッディーな熟成を感じさせる。素晴らしい出来上がりのモルト。


*** 山崎 119.9 18年 48.0% ***

(香り)  ラムの香り、トースティー、深い香り。

(味)  深くまったりした味。甘みが心地よい。やや単純な味わい。


*** 宮城峡 124.1 17年 59.4% ***

(香り)  極めてエステリーかつ深い香り。甘い香りが素晴らしく、熟成感も十分。

(味)  エステリーかつウッディー、しかしドライ。これ一本で満足できる。


*** グレンモーレンジ 125.1 13年 51.2% ***

(香り)  紙っぽい香りがまず立つが、すぐさまトロピカルフルーツの競演。ナッツの香りも。

(味)  甘い。フルーツがたくさん、南国系のものである。魅惑的なモルトだ。



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2008年10月23日

SMWS オータム・ボトリング試飲会(08/9/27)

SMWS 2008 AUTUMN BOTTLING Tasting in Nagoya

NAGOYA HILTON HOTEL 2008/09/27


 今回も洋酒技術研究家で元サントリー山崎蒸留所長の大西正巳氏が講師として参加され、直接お話させていただくことができ、とても楽しい時間をすごせました。

 例によって山崎白秋さん(もちろんペンネームです)に、テイスティングノートを書いていただいたので、以下に紹介します。

*** ハイランドパーク 4.126 9y 60.7% ***

(香り)  アルコール焼けした香り。フルーティではあるが若い。

(味)  トロピカルフルーツ、酸味が強い。甘み、うまみが強く味わい深い。


*** ロングモーン 7.44 23y 57.3% ***

(香り) 濃厚なエステル、爽やかにフルーティー。軽くウッディ、複雑な香り。

(味)  トロピカルフルーツ、酸味が強い。甘み、うまみが強く味わい深い。


*** インチガワー 18.26 23y 48.3% ***

(香り) いがいがとする、軽いピートか。さわやかなフルーツ。

(味)  青りんご、柑橘系フルーツ。熟成由来の苦味を感じる。


*** マッカラン 24.100 11y 59.5% ***

(香り) トースティー、キャラメル香もある。まったりと重い。

(味)  焦げたゴム。典型的なシェリー。フィニッシュはしけて口に残る。


*** リンクウッド 39.66 8y 60.2% ***

(香り) トップノートはミント。軽いシェリーはリフィル樽か。わずかな熟成感、ライトなウッディ感。

(味)  酸味が心地よい、フルーティーではあるが、良い意味での渋みがある。


*** クレイゲラヒー 44.37 8y 61.0% ***

(香り) トップノートはキャラメル香、アルコール感が強い。酸味が心地良くキャラメル香とバランスしている。
バーボンの香りに通ずる、ホワイトオーク系の樽香。ぴりぴり感がある。

(味)  酸味とアルコール感。味の数は少ない、ややしけたフィニッシュ。


*** ティーニニック 59.37 24y 55.8% ***

(香り) ひねたトップノート。グラスを回していればひね香は弱くなり、フルーツがでてくる。

(味)  酸化した香り。アルコール感が強い。


*** マノックモア 64.15 15y 57.1% ***

(香り) バニラの香りが強い。さらに甘い香りで包まれる。青空色のフルーツ、爽やかな香りである。さらにウッディで熟成感は十分である。

(味)  酸味が心地よいが、やや焼けたアルコールを感じる。ウッディで深い味わい。ややアルコール感が強く、もう少し熟成すればすばらしいモルトとなる。


*** グレンアルビン 69.14 28y 57.6% ***

(香り) 上質な焦がした砂糖菓子。酸味のある熟成感。中程度のウッディ感。

(味)  砂糖水、アルコール感が強い。やや単調な味わい。しだいに心地よい苦味を感じるようになる。酸味をともなうフィニッシュ。


*** リトルミル 97.11 18y 56.0% ***

(香り) 非常にシャープでスパイシー。アルコール感が強い。若草の青い香り。

(味)  やはりアルコール感が強い。濡れたダンボールを連想させる。


*** キャメロンブリッジ G4.1 29y 53.0% ***

(香り) 強いキャラメル香。バーボン樽の個性。すばらしいエステリー香。ココナッツ香も心地よい。

(味)  ウッディ、ナッティー。ココナッツ。渋みが心地よい。フィニッシュは長くない。


  

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2008年08月20日

SMWS サマー・ボトリング試飲会(08/6/29)

SMWS 2008 SUMMER BOTTLING Tasting in Nagoya

NAGOYA HILTON HOTEL 2008/06/29

 以前はSMWS日本支部のうち西日本については大阪の天満商店が窓口となっていましたが、ウイスク・イーに統一されました。今回の試飲会は名古屋では初めてウイスク・イーが担当したもので、洋酒技術研究家で元サントリー・チーフブレンダーの大西正巳氏が講師として参加されました。大西氏のお話は大変興味深いものでしたが、我々コニサーズクラブのメンバーは、ここぞとばかりに鋭い(?)質問を連発し、会の盛り上げに一役買ったのでした。

 例によって山崎白秋さん(もちろんペンネームです)に、テイスティングノートを書いていただいたので、以下に紹介します。


*** ダルモア 13.41 11y 62.4% ***

(香り)  アルコール焼けした香り。焦げたゴムと硫化いおうの香り。トースティ。

(味)  明らかなシェリー樽の個性。湿気た含み香。


*** ブルックラディ 23.59 14y 52.1% ***

(香り) フルーティー。その後、アルコール焼けした香りが現れる。

(味)  やはり酸化した味わい、砂糖水の個性。


*** ラフロイグ 29.61 18y 55.4% ***

(香り) フェノールの香り。硫化いおうの香りはシェリー樽のものだ。かすかなエステル香とピートの香り。
しだいにキャラメル香が強くなる。バーボン樽の個性か?加水すると香ばしい香りが立ってきて、さらにフルーティな個性も引き立ってくる。

(味)  ピートが口いっぱいに広がる、さらにジャーキー。酸味も心地よい。
加水するとフルーティさよりも、ピートと酸味の個性が強く出る。


*** グレンマレー 35.24 10y 59.5% ***

(香り) シャープな香り、スパイシー。香りの数は少ない。アルコール感が強い。

(味)  ニューポットの香り、非常に若い香りだ。砂糖水の個性。


*** グレンロッシー 46.15 15y 53.6% ***

(香り) トップノートはエレガント。かすかなピートも感じる。フルーティで上品な熟成香をともなう。酸味が心地よく、ミントも香る。加水するとエステル香が強くなり、実に爽やかである。

(味)  シャープでピリピリする。ピッチの高いフルーツ。
加水すると、フルーツの数がどんどん増えてくる、ややスパイシー。


*** アベラワー 54.25 15y 61.3% ***

(香り) シェリー樽の個性。まったりとして重い香り。トースティー。

(味)  非常に甘く、香ばしい。フィニッシュは濡れた手ぬぐい。


*** オルトモア 73.29 15y 58.3% ***

(香り) ウッディで深い香り。キャラメル香が広がり、深い熟成香を感じる。

(味)  甘さが強いがシャープでもある、うまみが強い。味わいは香りほど複雑ではない。


*** グレンダラン 84.09 9y 58.7% ***

(香り) フレッシュでフルーティ。爽やかな印象。

(味)  非常にフルーティで色彩感豊か。


*** ダフタウン 91.19 20y 56.5% ***

(香り) まるでニューポット、アルコール焼けした香り。

(味)  うまみが強く、甘い味わい。やや若いが香りほど悪くない。


*** リトルミル 97.11 18y 56.0% ***

(香り) 非常にシャープでスパイシー。アルコール感が強い。若草の青い香り。

(味)  やはりアルコール感が強い。濡れたダンボールを連想させる。


*** グレンクレイグ 104.9 33y 50.5% ***

(香り) ライトでエレガント。押し出しの強くない熟成感。ウッディではあるが突出しておらず、他の香りとバランスしている。

(味)  甘く、ウッディな味わい。軽くにがみを伴うのは熟成が長いからか。


*** カレドニアン G3.1 29y 60.15% ***

(香り) ミルクキャラメルの香りが立ちこめる、スイートな香りの奥にココナッツの香り。ややフローラルな香りも感じられる。キャラメルの香りが強く、ほかの香りをマスキングしている

(味)  やはり甘く、キャラメルは強い。フィニッシュは短い。
加水するとフレッシュ感が強くなるが、苦味も感じられるようになる。


  

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2008年04月07日

SMWS スプリング・ボトリング試飲会(08/3/9)

SMWS 2008 SPRING BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2008/03/09


smws0803 山崎白秋さんに書いていただいたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートを紹介します。


*** ボウモア 3.134 7y 59.5% ***

(香り)  若く硬質な香り。中程度のピートが感じられる。しだいにキャラメル香がでてくる。

(味)  香草をともなったピート。若く、味の数が少ない。


*** スプリングバンク 27.67 12y 54.2% ***

(香り) 甘い香りが漂う。キャラメル香由来の熟成感。硬い香りでやや若さを感じる時もある。

(味)  こげたゴム。湿気た含み香。口にまとわりつくオイリーな印象。


*** ラフロイグ 29.62 16y 57.0% ***

(香り) ピート香が非常に強い。フェノールやジャーキーな香りもストレートである。軽い酸味をともなう。

(味)  ピートが口いっぱいに広がる。酸味が心地よく、ピートが強く単純に感じるが味の数は少なくない。


*** グレンロセス 30.52 27y 51.7% ***

(香り) 深々とエステリー。ウッディーでまったりとした香り。十分な熟成感、キャラメル香も感じられる。バランスも取れていてよくできたモルトである。たいへん心地よい時間が流れていく。

(味)  味はミディアムボディではあるが、幾重にもフルーツが現れ複雑。必要十分な熟成感。


*** ストラスアイラ 58.13 34y 50.3% ***

(香り) トップノートは酸味とフルーツ。しだいに深い熟成感で満たされる。奥には軽いピートが感じられる。

(味)  熟成感は大、しぶみがたいへん心地よい。いがいがと軽いピートが現れる。フルーツの饗宴で非常に複雑で、味の数がたいへん多い。


*** グレンスコシア 93.27 15y 61.3% ***

(香り) まったりとふくよか。イガイガと軽いピートをともなう。アルコール感が強い。

(味)  やはりアルコール感が強い。シャープでドライ。単純な味わい。


*** オスロスク 95.07 9y 58.1% ***

(香り) 若草の青い香りがひろがる。ドライ、香りの数は少ない。

(味)  トースティーかつモルティ。ニューポットの甘い含み香。


*** トーモア 105.10 21y 57.2% ***

(香り) ライトで爽やかなフルーツ。軽いピートをともなう。

(味)  酸味が心地よい。香りとはうって変わって深みのある味わい。濃いフルーツ。口の中でピリピリはじける。


*** アイル・オブ・アラン 121.22 11y 58.0% ***

(香り) パウンドケーキ、焦がしたシュガー。いがいがと軽いピート。キャラメルの甘い香りで満たされる。

(味)  やはりキャラメルは強い。まったりとして甘い。醤油の個性もある。やや湿気た印象はシェリー樽の個性か。



  

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2008年01月15日

SMWS ウインター・ボトリング試飲会(07/12/9)

SMWS 2007 WINTER BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2007/12/09



山崎白秋さんに書いていただいたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートを紹介します。

*** グレンリベット 2.69 21y 52.7% ***

(香り) トップノートはエステリー、しだいに熟成香がでてくる。軽い酸味とほのかな甘味。

(味)  やさしい甘味。カラフルなフルーツ。


*** ボウモア 3.130 10y 58.7% ***

(香り) フルーティー、酸味。しだいにピートが強く香る。

(味)  明るい含み香、ピートは強いがフルーティーで爽やか。程よい酸味。


*** ハイランドパーク 4.121 20y 51.0% ***

(香り) 香りが弱いがしだいにフルーツが開いてくる。アルコール感が強い、奥にわずかなピート。

(味)  フルーティーだが、辛くドライ。ピートをともなう。


*** ロングモーン 7.42 21y 50.2% ***

(香り) 香水を思わせる上品な香り。じつに爽やかで秋の青空を思わせる香り。酸味が心地よい。

(味)  味は一転してシャープでドライ。辛くハードな呑みくち。


*** マッカラン 24.98 16y 56.7% ***

(香り) シェリー樽の個性が強く出ている。雑味が強く、麦芽風味。

(味)  きわめて湿気た含み香。雑味強い、焦げたゴム。


*** スプリングバンク 27.66 11y 58.0% ***

(香り) ツンと硬質な香り。麦芽風味が強くトースティ。

(味)  アルコール感が強い。辛くドライではあるが、麦芽由来の甘味も感じられる。


*** アイル・オブ・ジュラ 31.17 18y 57.6% ***

(香り) キャラメル香が強いがエステリーで個性的である。熟成感もあり深い香りである。

(味)  ピートが強く、深い味わい。うまみ成分も強く充実した呑み口。


*** クラガンモア 37.35 14y 58.8% ***

(香り) シェリー香が強く心地よい。しだいに焦げたゴムが見え隠れするが、エステリーな香りが強く、うまく欠点をカバーしている。バニラの甘い香りも強い。

(味)  シェリー樽の個性。うまみも十分でており酸味とバランスしている。アルコール感は強い。


*** リンクウッド 39.60 11y 57.1% ***

(香り) トップノートはバニラ。甘い香りに包まれる。さわやかなエステリーも心地よい。

(味)  一転して味は酸味が勝ち、苦味も強く単調である。熟成不足か。


*** クレイゲラヒ 44.34 8y 61.1% ***

(香り) キャラメル香が強く、まったりした印象。甘い香りが立ち込める。

(味)  深みを感じる味わい、しだいにアルコール感が強く感じられる。


*** ダラスデュー 45.21 31y 47.4% ***

(香り) 爽やかで上質なエステル香。甘さも程よく、しばらくすればウッディな熟成香に包まれる。深みもありすばらしい香り。

(味)  木の香りで支配され、樽由来の苦味が心地よい。フルーティーさも程よく、くどくならない。フルボディではないところが残念。


*** カリラ 53.116 10y 59.8% ***

(香り) シャープなピートがハードに香る。奥には甘い香りも感じられる。

(味)  麦芽由来の甘味と旨みが感じられる。ピートは強くシャープな味わい。


*** グレントファース 63.19 17y 54.8% ***

(香り) 軽い香り、甘い香りではあるがアルコール感が強く、ややきつい。

(味)  シャープでドライ。アルコール感が強くやや単調な味わい。


*** グレンキース 81.11 32y 56.4% ***

(香り) すばらしくエステリー、トースティで香ばしい。熟成感は十分である。

(味)  やや焦げた印象はあるが、すばらしい熟成感、至福の時間が過ぎていく。


*** ロングロウ 114.06 17y 56.1% ***

(香り) 爽やかにエステリー。奥にピート香、軽いシェリー香。

(味)  ピート、シェリー、フルーティーの三拍子に深い旨みがプラスされている。複雑な味わいである。


  

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2007年10月02日

SMWS オータム・ボトリング試飲会(07/9/16)

SMWS 2007 AUTUMN BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2007/09/16



山崎白秋さんに書いていただいたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートを紹介します。

*** ボウモア 3.128 10y 57.7% ***

(香り) トップノートはフルーティー。シャープなピート香、それほど強いピートでは無い。程よい酸味が香り、ジャーキーな香りとバランスしている。

(味)  ジャーキーでピーティー。ヨード臭さは少なく洗練されている。フルーティーで酸味が立つ。


*** ハイランドパーク 4.117 20y 51.1% ***

(香り) 上品なエステル香が心地よい。控えめでさわやかな熟成香が奥ゆかしい。甘い香りと清々しい酸味。

(味)  ウッディーかつエステリーでほどよい熟成感。ビッグボディーではないが長く飲んでいられる。


*** インチガワー 18.25 21y 50.6% ***

(香り) 軽いピートが感じられる。梨系のフルーツ香が心地よいが、しだいにキャラメルやヌカ臭さが香ってくる。ただし下品ではない

(味)  深い味わい、木の含み香が熟成を感じさせる。ややイオウ臭く、辛い。複雑な味わい。


*** リンクウッド 39.59 22y 53.9% ***

(香り) まず若さをかんじる。砂糖水の香り。繊細なフルーツ香。

(味)  爽やかでエステリー。酸味が心地よいが薄い味わい。


*** ロイヤルブラックラ 55.17 12y 57.4

(香り) 若く、麦芽風味が強い。雑味を感じさせる香り。

(味)  甘味、深み、旨みがすばらしい。若さは感じられるが味わい深い。


*** グレンアルビン 69.12 27y 57.8% ***

(香り) 暗さを感じさせる香り。エステリーではあるが香りが弱い。しだいにバニラ香が立ってくる。

(味)  アルコール感が強い。フルーティーでニュートラルな印象。


*** グレンスコシア 93.20 14y 61.0% ***

(香り) 砂糖水を思わせる香り。若草の香りで青々としている。やや若い印象

(味)  味は硬い。麦芽由来の甘さと砂糖水の味わい。ドライで単調である。


*** オスロスク 95.6 21y 54.6% ***

(香り) トップノートはキャラメル、深々とした香り。ややひねた香りを伴う。

(味)  ひねた含み香。まったりと深い味わい。やや湿気た香り。


*** グレンクレイグ 104.7 32y 49.4% ***

(香り) トップノートはすばらしくエステリー。澄み切った青空のような印象。

(味)  エステリーでウッディ。熟成感十分ではあるがやや軽い。度数のわりにアルコール感がある。


*** トーモア 105.11 22y 57.0% ***

(香り) シェリー香由来の香りがすばらしい。樽由来の渋みが熟成を感じさせる。酸味が心地よく甘さとバランスしている。やや香ばしいところもある。

(味)  酸味と甘味がバランスしている。味は濃く複雑である。梅の味わいもある。


*** ブレイズオブグレンリベット 113.13 12y 58.0% ***

(香り) 爽やかにエステリー。上品な熟成が感じられる。遅れてバニラの香り。

(味)  ややアルコール感が強く、辛い。フルーティーではあるがドライ。

  

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2007年07月02日

SMWS サマー・ボトリング試飲会(07/6/24)

SMWS 2007 SUMMER BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2007/06/24



山崎白秋さんに書いていただいたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートを紹介します。

*** グレンファークラス 1.135 36y 54.7% ***

(香り) トップノートは、テステリーかつエステリー。最初は長熟感は控えめと感じるが、しばらくすれば深みのあるウッディーな香りに包み込まれる。奥にはバニラのような甘い香りも感じられ極めて複雑。すばらしい香りである。

(味)  味も香りに負けずウッディーである。長熟由来の渋みも感じられ、なおかつ心地よい甘味で満たされる。いつまでも至福の時間は終わらない。


*** ハイランドパーク 4.112 24y 55.3% ***

(香り) 軽くピートが香る。軽いエステリーとフルーツ香、わずかな酸味。複雑ではあるが一つ一つの香りがどれも弱い。

(味)  まず若さを感じてしまう。フルーツと酸味のバランス。アルコール感が強めでやや単調に感じられる。麦芽由来の甘味と軽いピート。


*** ハイランドパーク 4.113 22y 52.7% ***

(香り) トップノートはキャラメル、それほどまったりしたものではない。酸味が香りを引き締めている。
しばらくすれば、奥の方に熟成を感じられるが、さっぱりとしたものである。

(味)  フルーツと酸味。軽いピートをともなう。口ざわりがザラザラするのはピートのせいか。


*** トマーチン 11.28 16y 55.6% ***

(香り) 非常に爽やかで青空のような良い香りである。高貴なフルーツ。それでいてとてもふくよか。

(味)  濃い目のフルーツが口いっぱいに広がる。フィニッシュはひねた味わいが残る。


*** マッカラン 24.97 16y 57.0% ***

(香り) まず醤油が飛び込んでくる、酸化した甘味、こげたゴム。しばらくすれば干しブドウの香りが出てくる。
シェリー好きにはたまらない香りではないだろうか。

(味)  やはりこげたゴムがひろがり、じめじめとした湿気くささ。


*** クライヌリッシュ 26.48 22y 56.6% ***

(香り) しっかりとしたフルーツ香と軽いピート。しばらくすれば奥に熟成香を感じ取ることができる。さらに時間をおけばキャラメルも香ってくる。
全体に軽いながらも複雑な香りである。

(味)  フルーティーかつフルーティー。軽いピートが味を引き締めている。さらにキャラメル味が心地よい甘味とともに感じられる。


*** ラフロイグ 29.59 17y 58.9% ***

(香り) 酸味を伴う強いピート。やや単調な香りであるが、時間とともにふくよかさがでてくる。

(味)  やはりピートは強いが、甘味や旨みがすばらしい。旨みは時間とともにさらに心地よく広がってくる。単なるピートのハードパンチではないモルトである。


*** クラガンモア 37.34 14y 60.6% ***

(香り) トップノートはえぐみやカラメル、醤油の香り。ただしこれで終わることは無い。慎重に香りを探せば、そんな邪魔な香りの奥にすばらしい熟成香が隠れているのがわかる。
正当派ではないが、なぜか手放せないモルトと感じさせる。

(味)  ややこげた印象、シェリー樽の個性というよりもシェリーそのものを感じる。しかし奥にはしっかりと熟成感がしまわれており、しばらくすれば開放される。


*** カリラ 53.103 13y 60.7% ***

(香り) ピートは強いがボディが軽い。ややジャーキーではあるがピートが勝つ。

(味)  酸味が心地よく、ストレートなピートとコンビを組む。ジャーキーで旨みもある。


*** カリラ 53.110 10y 59.9% ***

(香り) ピートと酸味が香るが、じつに爽やかである。アイラの曇り空ではない。

(味)  味はやや単調でピートが勝ってしまう。


*** モートラック 76.51 10y 60.9% ***

(香り) トップノートはキャラメル、さらに砂糖菓子、ザラメを連想する香り。アルコール感が強い。

(味)  ややアルコール焼けした味わい。まったりとしたフルーツ。


*** グレンキース 81.13 12y 60.7% ***

(香り) 青リンゴ系のフルーツ香。フレッシュなフルーツが心地よい。ややアルコール感が強い。

(味)  酸味のあるフルーツ。やや単調。アルコール感が強い。  


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2007年06月20日

2007サマーボトリング

名古屋の試飲会は6/24(日)に開催され、私は第2部に参加します。リストが届いたので今回のニューボトルをピックアップします(本部と日本支部それぞれのコメントを引用)。

4.112(ハイランドパーク)24y 55.3% リフィル・ホグスヘッド
 ・絞りたてのレモンとカイエンヌペッパー  ・潮風と爽快なピートのフィニッシュ

4.113(ハイランドパーク)24y 52.7% リフィル・ホグスヘッド
 ・寝んねこ、ホギー ・ヘザーピートの温かな余韻

1.135(グレンファークラス)36y 54.7% シェリー・バット
 ・贅沢で滑らかなスパイス ・ダークチョコレートの中にシナモンのスパイスが複雑に絡む

11.28(トマーチン)16y 55.3% リフィル・ホグスヘッド
 ・甘い小雨 ・りんごの甘い糖蜜

24.97(マッカラン)16y 57.0% シェリー・バット
 ・にこやかにきらめく瞳 ・オロロソシェリー風味の中にビターオレンジが漂う

37.34(クラガンモア)14y 60.6% リフィル・バット
 ・バリンダロッホの安らぎ ・素晴らしい2ndリフィルシェリーカスク

76.51(モートラック)10y 60.9% リフィル・バレル
 ・フルーツと噛んだ鉛筆 ・優しく香るパイナップルシロップ

29.59(ラフロイグ)17y 58.9% リフィル・バット
 ・勝利のマリッジ ・やわらかいホットスモークサーモン

53.110(カリラ)10y 59.9% リフィル・ホグスヘッド
 ・港の側の爆発 ・まさしくスモーキーベーコン

ニューボトルは以上9本。これ以外に先にメールで案内されたクォータリーボトリングが2本。

1.134(グレンファークラス)36y 53.0% シェリー・バット
 ・筆舌に尽くし難い至福 ・圧倒的なレーズンとプルーン

7.37(ロングモーン)38y 53.6% シェリー・バット
 ・悩殺的 ・シェリーとスパイス、オレンジが溌剌としている

今回はビッグネームが揃ってますね。クォータリーの2本が出てくるとすれば長熟ものが多く、これだけで会費の元が十分にとれます。個人的にはハイランドパークの2本と、マッカランに期待してます。  

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2007年04月04日

SMWS スプリング・ボトリング試飲会(07/4/1)

SMWS 2007 SPRING BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2007/04/01
 恒例のソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートだが、今回はいつもの著者、山崎白秋氏が残念ながら欠席だったため、ピンチヒッターを務めることになった。また、これも残念なことに、クライヌリッシュ(26.48 22y)とラフロイグ(29.58 12y)が未着ということで、テイスティングできなかった。

そんなわけで、カリラを除くと強く個性を主張するモルトはなかったが、よくまとまったモルトが集まっていたように思う。この他に新着のアルマニャックもテイスティングしたが、葡萄の風味が分かり易すぎて、物足りなかった。

*** グレンファークラス 1.133 20y 48.8% ***

(香り) 上品できれいな甘いトップノートだが、かなり軽い印象。

(味)  やはり甘いが、意外にシャープでドライ。ブラインドで出されたらファークラスの名前は絶対に出てこないだろう


*** グレンリヴェット 2.69 21y 52.7% ***

(香り) はちみつのような濃厚な甘い香り。軽くウッディ。

(味) 甘くはあるが香りから想像するよりはずっと優しい。甘さはふわっと柔らかく膨らみ、心を和ませてくれる。時間がたつと、リヴェットらしい葡萄も出てくる。


*** カリラ 53.103 13y 60.7% ***

(香り) 甘さと煙り。ソサエティらしいカリラではあるが、かなりマイルド。

(味)  甘さとピートの苦味がうまくバランスしている。やはりカリラにしてはマイルドで飲みやすい。


*** グレンオード 77.12 18y 58.4% ***

(香り) 最初にレモンの香りを感じ、次にピートが意外に効いていることに気づく。

(味) 味にもピートが感じられ、軽い甘さがそれをうまく包み込んでいる。表現しがたいが、このピートはアイラと明らかに違い、かなり硬質に感じる。いかにもハイランドモルト的。


*** グレンキース 81.13 12y 60.7% ***

(香り) フルーツを加えた、はちみつドリンク。

(味) フルーツを使った焼き菓子。ハーブのような苦味も感じ、かなり重厚。


*** ブレイズ・オブ・グレンリヴェット 113.13 12y 58.0% ***

(香り) 松脂の印象があるが甘さもあり、他にも軽い石鹸香など様々な香りが入り混じる。12年とは思えない複雑さ。

(味) 軽くビターでかつスパイシー。味も複雑かつよくまとまっていて、お買い得な1本だと思う。

  

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2007年03月31日

明日は名古屋のSMWS試飲会に出かけます

17時からの部に参加します。山崎白秋さんが欠席なので、がんばってテイスティングノートを書かなければ。  

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2006年12月21日

SMWS ウインター・ボトリング試飲会

山崎白秋さんからテイスティングノートをメールしていただきましたので掲載します。


SMWS試飲会、テイスティングノート   2006.12.10  BAR BARNSにて


*** [NO.1]  2.68   グレンリベット   30年  57.5%   ***

(香り)最初はライトと感じるが、しだいに深みと熟成が花開いてくる。フルーティーでエステリー。ただしリベットのイメージより華やかさが少ない
     
(味)味はきわめてフルーティー。酸味とかすかなピート。うまみ成分が多く、味わい深い。


*** [NO.2]  3.121   ボウモア    17年  56.9%   ***

(香り)ピートが強く香る。エステリーかつジャーキー。酸味も感じられるがそれほど複雑な香りではない。
 
(味)きわめてパフューミー、ボウモアそのものである。印象としてかなり綺麗でカラフルである。


*** [NO.3]  26.47  クライヌリッシュ  22年  57.6%  ***

(香り)深いキャラメルとタクアンあるいはヌカの香り。しだいにバニラ香の甘い香りで満たされる。

(味) 軽いピートとフルーツ、それに適度な酸味。気がつけば、こじんまりとしたブローラの個性。


*** [NO.4]  36.34  ベンリネス   36年   52.7%   ***

(香り)少なくないピートを感じる。しだいに中程度の熟成が広がってくる。やや暗い印象。さらに時間がたてばバニラと酸味を感じることができる。

(味)中程度のピート、苦味は熟成由来のものか。ほどよく酸味がバランスしている。


*** [NO.5]  37.29   クラガンモア  18年   56.9%  ***

(香り)すぐさま熟成を感じることができる。ウッディーでエステリー。非常に心地よい。

(味)やはりウッディーで熟成感を堪能できる。酸味もほどよく、リピートオーダーしたくなる。

 このモルト、以前テイスティングしてますね、較べていただくとおもしろい。


*** [NO.6]  46.13  グレンロッシー  28年   55.4%  ***

(香り)まったりとした熟成感、ロッシーの爽やかな印象はない。軽いシェリー香。

(味)意外とドライでピリピリとしている。もうすこし熟成感がほしい。


*** [NO.7]   53.99   カリラ    12年  61.2%   ***

(香り)いきなりピートのハードパンチ。ジャーキーでスモーキー。さらにドライ。
                
(味)あなたはこのピートに勝てるか。そんなカリラらしいカリラである。やや甘味を感じる。


*** [NO.8]   62.14  グレンロッキー  26年   52.8%   ***

(香り)ライトで香りの立ちが遅い。その後エステリーがようやく顔を出す。軽い熟成香とわずかなピート。
                
(味)ドライで辛い。味の立ちも遅いようであり、熟成感を感じるには何度もグラスに口に運ばなければならない。
 

*** [NO.9]   66.20   アードモア   20年  54.1%  ***

(香り)軽いピート。深々とした香り。キャラメルの個性、じつにまったりしている。

(味)ざらざらとした口当たり。中程度のピート。どうにも言葉にできない旨みがあるおもしろいモルトである。


*** [NO.10]  121.17 アイル オブ アラン  8年  57.8%  ***

(香り)タクアンの香り。にがみを感じさせる香り。
                
(味)やはりタクアンである、若さを強く感じる。酸味がほどよい。


*** [NO.11]  125.1  グレンモーレンジ  13年  51.2%   ***

(香り)酸味を感じるトップノート。爽やかでフルーティ、明るく澄み切った香り。しだいにバニラが広がる。

(味)ドライではあるがフルーティ。軽いピートを感じる


*** [NO.12]  125.2  グレンモーレンジ  11年  53.5%   ***

(香り)トップノートはバニラ。非常に甘い香りで満たされる。

(味)ドライであり、しばらく口に含んでいると苦味が感じられる。中程度の熟成感。


*** [NO.13]  125.3  グレンモーレンジ  13年  53.3%   ***

(香り)エステリーではあるが重い香り。意外に若さも感じられる。
               
(味)酸味が心地よい。うまみ、深みを味わえる。ゆったりとした熟成感で安らぎを感じることができる。


*** [NO.14]  125.4  グレンモーレンジ  13年  55.9%   ***

(香り)上品な酸味を感じさせる香り。熟成感がすばらしい。濃いぶどうの香り。

(味)やはり酸味を心地よい。ひのきを思わせる味わい。非常にシャープである。


*** [NO.15]  125.5  グレンモーレンジ  11年  54.9%   ***

(香り)深々としたノップノート。ウッディな熟成感も大で、素晴らしい香りのモルトである。しだいに甘いバニラの香りに支配される。

(味)まったりとミディアムボディ、バタースカッチのあじわい。苦味がほどよく、軽いピートも感じることができる。


*** [NO.16]  125.6  グレンモーレンジ  11年  57.4%   ***

(香り)バニラが甘くひろがり、癒される香りである。軽くエステリーで熟成を感じさせる。

(味)ライトで味の立ちが遅い。フルーティーではあるがドライ。
  

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2006年12月12日

SMWS試飲会(2006 Winter)

12月10日、名古屋伏見の BAR BURNS で行なわれた試飲会に出かけました。



ずらりと並んだボトル。一番左はグレンリヴェット30年、印象があまり残っていないのはグレンモーレンジのせい?2本目ボウモア17年は「らしいボウモア」で結構好きです。5本目クライヌリッシュ22年は「あれ?」という感じ。次のベンリネス36年も悪くないけど、グレンロッシー28年(右から3本目)が今回の個人的No.1でした。一番右のカリラはいつものソサエティの強烈なカリラ。



左から2本目、アラン8年はもう少し熟成させて欲しかったような… バーボンの手前に今回の目玉、グレンモーレンジが3本。ここに写っていない125.1~3を含め6本すべてを試飲。11年~13年と同じような年数なのに味わいはヴァラエティ豊かでした。端正な125.1が好印象だったけど、日本発売の4~6はどれも複雑な味わいで楽しめました。



グラスにラベルを貼って回し飲みするのがコニサーズクラブスタイル。たくさん注いであっても決して飲み残しません。メモがいっぱい書かれたボトルリストは山崎白秋さんのもの。テイスティングノートをお楽しみに。

今回はウスケバ仲間のクライフさんともお話でき、とても楽しかったです。(全24種類を試飲してしまったので、翌日(昨日)はさすがに半分死んでいましたが(^_^;)  

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2006年12月08日

グレンモーレンジ

本日、SMWS(ソサエティ)から125.4~6の3種類が電話のみの注文で発売されましたが、一人一種類の一本のみという限定だったにもかかわらず一時間足らずで売り切れたそうです。

コニサーズクラブのメンバーは私を含む3人で一本ずつ確保できました(これはラッキーだったかも?)。試飲会で125.1~6のすべてがテイスティングできるそうなので、お宝として開けずに取っておくことになりそう。

名古屋の試飲会(12/10)は意外に申し込みが少ないように聞いていたのですが、現在はどうなんでしょうね。

SMWS(ソサエティ)日本支部HP  

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2006年11月23日

SMWSにグレンモレンジ登場!

http://www.whisk-e.co.jp/news/2006103101.html

「満を持して」といったところなので、本当に楽しみですね。12/10に名古屋伏見のバー・バーンズで開かれる試飲会、コニサーズクラブのメンバーは第2部に参加します。奥のボックス席が指定席のようになってているので、多分そこでいつものように回しのみしていると思います。もしよろしければ声をかけてみてください。  

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2006年11月07日

SMWS(ソサエティ)のこと

先月のコニサーズクラブのテーマは「ピーティーだけどアイラじゃない」ですが、私の中の裏テーマは「なぜかSMWSは若い(しかもアイラ以外の)ピーティー・モルトが好き」でした。

私が "THE SCOTCH MALT WHISKY SOSIETY" に入会したのは1999年のことで、もちろんコニサーズクラブがきっかけでした。名古屋で初めて開かれたSMWSの試飲会で最初に飲んだのは、39.22(リンクウッド13年)で、なんてシャープな味わいなんだと驚いたことを鮮明に記憶しています。

入会時の1本は46.6(グレンロッシー19年)でしたが、このときのリストを見てみると、結果的に相当な種類を買っていました。特に印象に残っているのは、30.17(グレンロセス17年)、95.3(オスロスク20年)、7.14(ロングモーン17年)、85.12(グレンエルギン18年)の4本で、これらの素晴らしいモルトたちに出逢わなかったら、コニサーズクラブへの参加(もしかしたら会そのもの)が、これだけ続くことはなかったと思います。

そんな訳で、コニサーズクラブには数多くのSMWSボトルが登場していて、先回のように5本すべてがそうだったというのも、グレンファークラスで経験済みです。コニサーズクラブに登場するモルトはボトラーズのシングルカスクものが多いのですが、SMWSのレベルは総じて高いので登場する回数もかなり多くなっています。  

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2006年09月28日

SMWS サマー・ボトリング試飲会

順番が後先になりましたが、山崎白秋さんから7月に行なわれた試飲会のテイスティングノートをメールしていただきましたので掲載します。

9/17は山崎白秋さんが欠席でしたので、私が四苦八苦してテイスティングノートを書きましたが、7/2は私が所用で欠席。ハイランドパークは飲んでおきたかったなあ。


SMWS試飲会、テイスティングノート   2006.07.02  BAR BARNSにて


*** [NO.1]  3.115   ボウモア    7年  55.7%   ***

(香り)醤油を思わせる濃厚な香り。こげた香りはシェリー樽のものか。さらにカラメルの香りも強い。しばらくすると、干物を焼いた香ばしいかおりもでてくる。

(味)やはりこげた印象は強い、湿気た含み香もある。ピートが印象を引き締めている。


*** [NO.2]  4.109  ハイランドパーク  32年  51.9%  ***

(香り)極めてエステリー、かつ爽やか、ただしビッグボディーではない。長熟のリフィルシェリー樽熟成か。

(味)ウッディーかつナッティー、さらにエステリー。熟成感は強い。酸味がほどよく明るいモルトである。一杯だけじっくりと楽しみたいモルトである。


*** [NO.3]  13.36    ダルモア    17年  59.3%   ***

(香り)カラメルの香り。湿気て濃厚な香り、麦芽由来の風味もある。しだいにエステリーな香りが開いてくる。濃くはあるが、ドライな香り。

(味) すぐさまキャラメルがひろがる。適度にフルーティーでスパイシーである。


*** [NO.4]  16.28 グレンタレット  16年  51.9%   ***

(香り)ジャーキーな香りがひろがる、グレンタレットにしては珍しい香りである。その後ブドウ系のフルーティーな香りがひろがる。青りんごは出てこない。

(味)シャープでドライな印象、ひねた味がつきまとう。軽くピートが感じられバランスをとっているようだ。しだいに甘さが前にでてくるようになる。


*** [NO.5]  23.50   ブルックラディ 18年    56.3%  ***

(香り)エステリーな熟成香が心地よい。甘い砂糖水の香りも奥に感じられる。

(味)軽いフェノール香がするがピートに直結するものではない。甘味も感じられる。隠し味程度のピートはあじわうことができる。


*** [NO.6] 26.46  クライヌリッシュ  22年   54.9%  ***

(香り)甘い香り、軽くバニラ。蜂蜜の香りも感じられる。その後キャラメル香がきわだってくる。

(味)エステリーかつフルーティー。軽い熟成感で長いこと浸っていられる。何杯でもいけそうなモルトである。


*** [NO.7]  31.14  アイル オブ ジュラ 17年  56.6%  ***

(香り)ジャーキーで濃厚な香り。シトラスの香りがフレッシュだ。その後キャラメルの香り。
                
(味)やはりキャラメルの印象は強く、カラメルのような甘さも感じる。ただしスパイシーであり、引きずるような重さはない。

*** [NO.8]  37.29   クラガンモア  18年  56.9%  ***

(香り)エステリーな熟成感がすばらしい。ただし長熟が前面にでてくるようなものではなく何杯でも行けそうな熟成感である。
ウッディーな樽香もすばらしい。

(味)フルーティーではあるが、じんじんと刺す。やはりウッディーな含み香。爽やかさと熟成のバランスもよく、ひとこと、よく出来ている。
 

*** [NO.9]  50.22  ブラッドノック  13年  59.2%  ***

(香り)ジャーキーかつピーティー。ただしアイラものほどの強さではない

(味)やはりジャーキー、その後パヒューミーな化粧品香が味わえる。さらに酸味も心地よい。個性がありこれ一本で何杯分も楽しめる


*** [NO.10]  53.95   カリラ    25年   60.4%  ***

(香り)フェノール香、ヨード香が強い。硬い香りでアルコール感も強い。

(味)アルコール焼けした印象、酸化した味わい。しばらくするとピートの後ろからフルーツが顔をだす。


*** [NO.11]  116.8   余市    19年  52.9%   ***

(香り)ジャーキーかつ、ピーティー。フルーツ香もすばらしく、濃いエステリー感でビッグボディーと感じる。熟成感も申し分ない。

(味)ブドウ系のフルーティー。さらにピーティーかつジャーキー。


*** [NO.12]  116.9   余市      18年  55.2%   ***

(香り)スモークしたハムの香り、しだいにエステリー。軽いシェリー香とキャラメル香。ビッグボディー。

(味)ピーティーかつテステリー。酸味もバランスして飲みやすい。


*** [NO.13]  116.10   余市     18年  52.2%   ***

(香り)ジャーキーな印象が強い。 軽いシェリー香が心地よい。ピートは中程度香る。

(味)爽やかでフルーティー。ピートは強い。


*** [NO.14]  121.13 アイル オブ アラン 10年  56.4%  ***

(香り)キャラメル香が強い。ただし他の香りが開いてこない。

(味)酸味とカラメル系のこくで深い味わい。そのわりにドライである。

  

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2006年09月26日

SMWS オータム・ボトリング試飲会




SMWS 2006 AUTUMN BOTTLING Tasting in Nagoya Bar Barns 2006/09/17

先日行なわれたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートだが、会費の何倍分も楽しもうと意地汚く飲んでしまうため、かなりいい加減な、ややでっちあげに近いものであることを告白しておく。

この他にバーボンやラムもあったが、特に2本のバーボン(17年 68.1% と 7年 66.9%、度数が高い!)は、バーボン飲みだった昔を思い出して、思わずにっこりしてしまう美味しさだった。

*** ロングモーン 7.35 38y 49.8% ***

(香り)オロロソ・シェリー樽を使った長期熟成ということで、フルーツ香が素晴らしい。

(味)やはりフルーツをぐっと凝縮した感じで充実感があるが、やや「行き過ぎ」か?

*** グレングラント 9.37 33y 52.4% ***

(香り)フルーティーだがシェリー樽熟成のモルト独特のゴムもかすかに感じる。

(味)意外にドライで樹液のニュアンスを感じた。樽の影響と思われる渋みがちょっと残念。

*** スプリングバンク 27.62 16y 52.7% ***

(香り)ブラインドテイスティングだったらカリラだと言ってしまいそうなピート香。

(味)砂糖の甘さ。16年にしては若く感じた。

*** ラフロイグ 29.51 18y 57.1% ***

(香り)柑橘系の香りにびっくり。同席した人は「すだち」と表現した。

(味)甘いというのが第一印象。もちろんピートはあるのだが、味にも柑橘系を感じた。とにかく面白いモルトに出会ったという印象。

*** ラフロイグ 29.54 19y 52.2% ***

(香り)甘さとスモークがブレンドされた、いかにもラフロイグらしい香りで気持ちよくさせてくれる。

(味)香りの印象と同じく甘さとスモーク、安心印のラフロイグである。

*** アードベッグ 33.62 7y 58.0% ***

(香り)くさい!「らっきょう」のようだという同席者の意見に賛成。

(味)アードベッグ独特の重いピートとシェリーが喧嘩している感じ。参考に出してもらった「スティル・ヤング」は対照的で、さすがにうまくまとまっていると思えた。

*** ダラスデュー 45.17 30y 48.4% ***

(香り)優しく甘いフルーツ香。メロンを連想したのは私だけ?

(味)やはり甘いが、樟脳を思わせる刺激もあって複雑。あらためてダラスデューの実力を確認した。

*** カリラ 53.101 14y 54.1% ***

(香り)SMWSがよく出してくる10年前後のカリラと比べるとかなり大人しいが、じっくりノージングすると脂をこがしたようないつもの香りがでてきた。

(味)炭と甘さを感じるがわりと穏やかで、ディアジオのオフィシャルボトルにありそうな感じ。

*** ストラスアイラ 58.10 33y 51.0% ***

(香り)ジャムや蜂蜜のような甘いシェリー香。

(味)やはりシェリーの風味が強い。「そばの蜂蜜」のようという意見あり。  

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