2006年09月29日
伝説のボウモア事件
2003年にホームページ(Malt Club)が本格稼動し始めてからは、しっかり記録が残っていて、03年1月から06年9月までの45回のうちアイラ・モルトがテーマになったのは都合6回で、ポートエレンとカリラが2回ずつ、アードベッグが1回、蒸留所不明のアイラモルトを集めたのが1回となっています。
それ以前はどうかというと私の記憶では、最初の頃に5種類のオフィシャルというのがあったのと、ラフロイグが2回(一度は40年と30年を同時にテイスティングしたことがあり、このときは会費10,000円でブラインド・テイスティングではありませんでした)、ボウモアが1回、カリラも1回(2回かも)、ブルイックラディとブナハーブンの組み合わせで1回といったところ。アイラの人気度を考えると、90回を超えるにしては少ないと思うのですが、これには理由があります。
それはボウモアをテーマにしたときのこと。Stand Bar マスターが最初にサーブした1杯に軽くノージングした山崎白秋さんが直後に一言、「あっ、ボウモアだ」。これが語り草になった「ボウモア事件」で、開始わずか数秒でブラインド・テイスティングの意味がなくなってしまったのでした…
それ以前はどうかというと私の記憶では、最初の頃に5種類のオフィシャルというのがあったのと、ラフロイグが2回(一度は40年と30年を同時にテイスティングしたことがあり、このときは会費10,000円でブラインド・テイスティングではありませんでした)、ボウモアが1回、カリラも1回(2回かも)、ブルイックラディとブナハーブンの組み合わせで1回といったところ。アイラの人気度を考えると、90回を超えるにしては少ないと思うのですが、これには理由があります。
それはボウモアをテーマにしたときのこと。Stand Bar マスターが最初にサーブした1杯に軽くノージングした山崎白秋さんが直後に一言、「あっ、ボウモアだ」。これが語り草になった「ボウモア事件」で、開始わずか数秒でブラインド・テイスティングの意味がなくなってしまったのでした…
2006年09月28日
SMWS サマー・ボトリング試飲会
順番が後先になりましたが、山崎白秋さんから7月に行なわれた試飲会のテイスティングノートをメールしていただきましたので掲載します。
9/17は山崎白秋さんが欠席でしたので、私が四苦八苦してテイスティングノートを書きましたが、7/2は私が所用で欠席。ハイランドパークは飲んでおきたかったなあ。
SMWS試飲会、テイスティングノート 2006.07.02 BAR BARNSにて
*** [NO.1] 3.115 ボウモア 7年 55.7% ***
(香り)醤油を思わせる濃厚な香り。こげた香りはシェリー樽のものか。さらにカラメルの香りも強い。しばらくすると、干物を焼いた香ばしいかおりもでてくる。
(味)やはりこげた印象は強い、湿気た含み香もある。ピートが印象を引き締めている。
*** [NO.2] 4.109 ハイランドパーク 32年 51.9% ***
(香り)極めてエステリー、かつ爽やか、ただしビッグボディーではない。長熟のリフィルシェリー樽熟成か。
(味)ウッディーかつナッティー、さらにエステリー。熟成感は強い。酸味がほどよく明るいモルトである。一杯だけじっくりと楽しみたいモルトである。
*** [NO.3] 13.36 ダルモア 17年 59.3% ***
(香り)カラメルの香り。湿気て濃厚な香り、麦芽由来の風味もある。しだいにエステリーな香りが開いてくる。濃くはあるが、ドライな香り。
(味) すぐさまキャラメルがひろがる。適度にフルーティーでスパイシーである。
*** [NO.4] 16.28 グレンタレット 16年 51.9% ***
(香り)ジャーキーな香りがひろがる、グレンタレットにしては珍しい香りである。その後ブドウ系のフルーティーな香りがひろがる。青りんごは出てこない。
(味)シャープでドライな印象、ひねた味がつきまとう。軽くピートが感じられバランスをとっているようだ。しだいに甘さが前にでてくるようになる。
*** [NO.5] 23.50 ブルックラディ 18年 56.3% ***
(香り)エステリーな熟成香が心地よい。甘い砂糖水の香りも奥に感じられる。
(味)軽いフェノール香がするがピートに直結するものではない。甘味も感じられる。隠し味程度のピートはあじわうことができる。
*** [NO.6] 26.46 クライヌリッシュ 22年 54.9% ***
(香り)甘い香り、軽くバニラ。蜂蜜の香りも感じられる。その後キャラメル香がきわだってくる。
(味)エステリーかつフルーティー。軽い熟成感で長いこと浸っていられる。何杯でもいけそうなモルトである。
*** [NO.7] 31.14 アイル オブ ジュラ 17年 56.6% ***
(香り)ジャーキーで濃厚な香り。シトラスの香りがフレッシュだ。その後キャラメルの香り。
(味)やはりキャラメルの印象は強く、カラメルのような甘さも感じる。ただしスパイシーであり、引きずるような重さはない。
*** [NO.8] 37.29 クラガンモア 18年 56.9% ***
(香り)エステリーな熟成感がすばらしい。ただし長熟が前面にでてくるようなものではなく何杯でも行けそうな熟成感である。
ウッディーな樽香もすばらしい。
(味)フルーティーではあるが、じんじんと刺す。やはりウッディーな含み香。爽やかさと熟成のバランスもよく、ひとこと、よく出来ている。
*** [NO.9] 50.22 ブラッドノック 13年 59.2% ***
(香り)ジャーキーかつピーティー。ただしアイラものほどの強さではない
(味)やはりジャーキー、その後パヒューミーな化粧品香が味わえる。さらに酸味も心地よい。個性がありこれ一本で何杯分も楽しめる
*** [NO.10] 53.95 カリラ 25年 60.4% ***
(香り)フェノール香、ヨード香が強い。硬い香りでアルコール感も強い。
(味)アルコール焼けした印象、酸化した味わい。しばらくするとピートの後ろからフルーツが顔をだす。
*** [NO.11] 116.8 余市 19年 52.9% ***
(香り)ジャーキーかつ、ピーティー。フルーツ香もすばらしく、濃いエステリー感でビッグボディーと感じる。熟成感も申し分ない。
(味)ブドウ系のフルーティー。さらにピーティーかつジャーキー。
*** [NO.12] 116.9 余市 18年 55.2% ***
(香り)スモークしたハムの香り、しだいにエステリー。軽いシェリー香とキャラメル香。ビッグボディー。
(味)ピーティーかつテステリー。酸味もバランスして飲みやすい。
*** [NO.13] 116.10 余市 18年 52.2% ***
(香り)ジャーキーな印象が強い。 軽いシェリー香が心地よい。ピートは中程度香る。
(味)爽やかでフルーティー。ピートは強い。
*** [NO.14] 121.13 アイル オブ アラン 10年 56.4% ***
(香り)キャラメル香が強い。ただし他の香りが開いてこない。
(味)酸味とカラメル系のこくで深い味わい。そのわりにドライである。
9/17は山崎白秋さんが欠席でしたので、私が四苦八苦してテイスティングノートを書きましたが、7/2は私が所用で欠席。ハイランドパークは飲んでおきたかったなあ。
SMWS試飲会、テイスティングノート 2006.07.02 BAR BARNSにて
*** [NO.1] 3.115 ボウモア 7年 55.7% ***
(香り)醤油を思わせる濃厚な香り。こげた香りはシェリー樽のものか。さらにカラメルの香りも強い。しばらくすると、干物を焼いた香ばしいかおりもでてくる。
(味)やはりこげた印象は強い、湿気た含み香もある。ピートが印象を引き締めている。
*** [NO.2] 4.109 ハイランドパーク 32年 51.9% ***
(香り)極めてエステリー、かつ爽やか、ただしビッグボディーではない。長熟のリフィルシェリー樽熟成か。
(味)ウッディーかつナッティー、さらにエステリー。熟成感は強い。酸味がほどよく明るいモルトである。一杯だけじっくりと楽しみたいモルトである。
*** [NO.3] 13.36 ダルモア 17年 59.3% ***
(香り)カラメルの香り。湿気て濃厚な香り、麦芽由来の風味もある。しだいにエステリーな香りが開いてくる。濃くはあるが、ドライな香り。
(味) すぐさまキャラメルがひろがる。適度にフルーティーでスパイシーである。
*** [NO.4] 16.28 グレンタレット 16年 51.9% ***
(香り)ジャーキーな香りがひろがる、グレンタレットにしては珍しい香りである。その後ブドウ系のフルーティーな香りがひろがる。青りんごは出てこない。
(味)シャープでドライな印象、ひねた味がつきまとう。軽くピートが感じられバランスをとっているようだ。しだいに甘さが前にでてくるようになる。
*** [NO.5] 23.50 ブルックラディ 18年 56.3% ***
(香り)エステリーな熟成香が心地よい。甘い砂糖水の香りも奥に感じられる。
(味)軽いフェノール香がするがピートに直結するものではない。甘味も感じられる。隠し味程度のピートはあじわうことができる。
*** [NO.6] 26.46 クライヌリッシュ 22年 54.9% ***
(香り)甘い香り、軽くバニラ。蜂蜜の香りも感じられる。その後キャラメル香がきわだってくる。
(味)エステリーかつフルーティー。軽い熟成感で長いこと浸っていられる。何杯でもいけそうなモルトである。
*** [NO.7] 31.14 アイル オブ ジュラ 17年 56.6% ***
(香り)ジャーキーで濃厚な香り。シトラスの香りがフレッシュだ。その後キャラメルの香り。
(味)やはりキャラメルの印象は強く、カラメルのような甘さも感じる。ただしスパイシーであり、引きずるような重さはない。
*** [NO.8] 37.29 クラガンモア 18年 56.9% ***
(香り)エステリーな熟成感がすばらしい。ただし長熟が前面にでてくるようなものではなく何杯でも行けそうな熟成感である。
ウッディーな樽香もすばらしい。
(味)フルーティーではあるが、じんじんと刺す。やはりウッディーな含み香。爽やかさと熟成のバランスもよく、ひとこと、よく出来ている。
*** [NO.9] 50.22 ブラッドノック 13年 59.2% ***
(香り)ジャーキーかつピーティー。ただしアイラものほどの強さではない
(味)やはりジャーキー、その後パヒューミーな化粧品香が味わえる。さらに酸味も心地よい。個性がありこれ一本で何杯分も楽しめる
*** [NO.10] 53.95 カリラ 25年 60.4% ***
(香り)フェノール香、ヨード香が強い。硬い香りでアルコール感も強い。
(味)アルコール焼けした印象、酸化した味わい。しばらくするとピートの後ろからフルーツが顔をだす。
*** [NO.11] 116.8 余市 19年 52.9% ***
(香り)ジャーキーかつ、ピーティー。フルーツ香もすばらしく、濃いエステリー感でビッグボディーと感じる。熟成感も申し分ない。
(味)ブドウ系のフルーティー。さらにピーティーかつジャーキー。
*** [NO.12] 116.9 余市 18年 55.2% ***
(香り)スモークしたハムの香り、しだいにエステリー。軽いシェリー香とキャラメル香。ビッグボディー。
(味)ピーティーかつテステリー。酸味もバランスして飲みやすい。
*** [NO.13] 116.10 余市 18年 52.2% ***
(香り)ジャーキーな印象が強い。 軽いシェリー香が心地よい。ピートは中程度香る。
(味)爽やかでフルーティー。ピートは強い。
*** [NO.14] 121.13 アイル オブ アラン 10年 56.4% ***
(香り)キャラメル香が強い。ただし他の香りが開いてこない。
(味)酸味とカラメル系のこくで深い味わい。そのわりにドライである。
2006年09月27日
What's Connoisseurs Club ? 2
翌1999年の1月に開かれた第2回のテーマは「ヴァーチカル・テイスティング」だったと記憶していて、マッカランの12年と18年、ボウモア12年、15年(マリナー)、17年の5本だったと思います。
その後はさっぱり覚えていませんが、ちょうど1年後には第1回のテーマ「クラシックモルト」がそのまま出てきました。1年目には1回だけ開かれなかった月があったので、それまでの計10回やったブラインド・テイスティングでメンバーの感覚がどれぐらい変わったかということだったと思うのですが、誰も言い当てることができなかったので、記憶しているのです。
このころにはメンバーもかなり打ち解けて(一緒に他の試飲会に出かけたり、日間賀島まで行ってバーベキューをやったりもしました)、けっこう好き勝手なことを言うようになっていただけに、かなりのショックでした。
このころは2次会で食事に行って、さらにビールなどを飲むという、今考えるとかなり無茶なこともしていました。そして1周年ぐらいを境に、それまで会を取り仕切ってきた吉田屋さんが、仕事が忙しくなってドロップアウト。このあたりまでがコニサーズクラブの第1期に位置づけられます。
その後はさっぱり覚えていませんが、ちょうど1年後には第1回のテーマ「クラシックモルト」がそのまま出てきました。1年目には1回だけ開かれなかった月があったので、それまでの計10回やったブラインド・テイスティングでメンバーの感覚がどれぐらい変わったかということだったと思うのですが、誰も言い当てることができなかったので、記憶しているのです。
このころにはメンバーもかなり打ち解けて(一緒に他の試飲会に出かけたり、日間賀島まで行ってバーベキューをやったりもしました)、けっこう好き勝手なことを言うようになっていただけに、かなりのショックでした。
このころは2次会で食事に行って、さらにビールなどを飲むという、今考えるとかなり無茶なこともしていました。そして1周年ぐらいを境に、それまで会を取り仕切ってきた吉田屋さんが、仕事が忙しくなってドロップアウト。このあたりまでがコニサーズクラブの第1期に位置づけられます。
2006年09月26日
SMWS オータム・ボトリング試飲会

SMWS 2006 AUTUMN BOTTLING Tasting in Nagoya Bar Barns 2006/09/17
先日行なわれたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートだが、会費の何倍分も楽しもうと意地汚く飲んでしまうため、かなりいい加減な、ややでっちあげに近いものであることを告白しておく。
この他にバーボンやラムもあったが、特に2本のバーボン(17年 68.1% と 7年 66.9%、度数が高い!)は、バーボン飲みだった昔を思い出して、思わずにっこりしてしまう美味しさだった。
*** ロングモーン 7.35 38y 49.8% ***
(香り)オロロソ・シェリー樽を使った長期熟成ということで、フルーツ香が素晴らしい。
(味)やはりフルーツをぐっと凝縮した感じで充実感があるが、やや「行き過ぎ」か?
*** グレングラント 9.37 33y 52.4% ***
(香り)フルーティーだがシェリー樽熟成のモルト独特のゴムもかすかに感じる。
(味)意外にドライで樹液のニュアンスを感じた。樽の影響と思われる渋みがちょっと残念。
*** スプリングバンク 27.62 16y 52.7% ***
(香り)ブラインドテイスティングだったらカリラだと言ってしまいそうなピート香。
(味)砂糖の甘さ。16年にしては若く感じた。
*** ラフロイグ 29.51 18y 57.1% ***
(香り)柑橘系の香りにびっくり。同席した人は「すだち」と表現した。
(味)甘いというのが第一印象。もちろんピートはあるのだが、味にも柑橘系を感じた。とにかく面白いモルトに出会ったという印象。
*** ラフロイグ 29.54 19y 52.2% ***
(香り)甘さとスモークがブレンドされた、いかにもラフロイグらしい香りで気持ちよくさせてくれる。
(味)香りの印象と同じく甘さとスモーク、安心印のラフロイグである。
*** アードベッグ 33.62 7y 58.0% ***
(香り)くさい!「らっきょう」のようだという同席者の意見に賛成。
(味)アードベッグ独特の重いピートとシェリーが喧嘩している感じ。参考に出してもらった「スティル・ヤング」は対照的で、さすがにうまくまとまっていると思えた。
*** ダラスデュー 45.17 30y 48.4% ***
(香り)優しく甘いフルーツ香。メロンを連想したのは私だけ?
(味)やはり甘いが、樟脳を思わせる刺激もあって複雑。あらためてダラスデューの実力を確認した。
*** カリラ 53.101 14y 54.1% ***
(香り)SMWSがよく出してくる10年前後のカリラと比べるとかなり大人しいが、じっくりノージングすると脂をこがしたようないつもの香りがでてきた。
(味)炭と甘さを感じるがわりと穏やかで、ディアジオのオフィシャルボトルにありそうな感じ。
*** ストラスアイラ 58.10 33y 51.0% ***
(香り)ジャムや蜂蜜のような甘いシェリー香。
(味)やはりシェリーの風味が強い。「そばの蜂蜜」のようという意見あり。
2006年09月25日
昨夜のコニサーズクラブ

奥のほうでとても楽しそうに盛り上がっています。昨夜は久しぶりに盛況で、初めての参加者が1人に(写っていないけど)女性も2人。ずらりと並んだテイスティンググラスはさておき、手前に写ってしまったのは何のボトルだろう?
昨夜のテーマは先回のダラスデューに続いてのマニアック路線で、グレンバーギ。ソサエティ(SMWS)の71.31を含む5本の詳細は、山崎白秋さんのテイスティングノートと同時に紹介しますが、出来・不出来の差は激しかったものの、メンバーの評価は上々でした。
2006年09月22日
What's Connoisseurs Club ? 1
記念すべき第1回は、なんと1998年11月に開催されました。当初は土曜日開催だったので、たぶん28日だったと思うのですが、何しろ前世紀(笑)のことなので、はっきり覚えていません(第2回は1999年1月で以降は一月も欠かさずに続いています)。
メンバーは吉田屋という酒屋さんと、会場となったStand Barのマスターが集めた約10人で、互いに知らない同士ばかりで私も緊張しまくりでした。
第1回のラインアップはディアジオ(当時はUD)のシックス・クラシック・モルトから、グレンキンチー10年、クラガンモア12年、オーバン14年、タリスカー10年、ラガヴーリン16年という極めてオーソドックスなものでした。(ちなみに仲間はずれにされたダルウィニーは、もうすぐ8年になるのに一度も出てきていないような…)
スタイルは最初から何が供されるかを完全に伏せたブラインドテイスティングで、経験もすくなかったから無理もないけれど、さっぱり正体が分からず、ぶちのめられたといったところ。そのときは、これが何年も続くなどとは夢にも思っていませんでした。
メンバーは吉田屋という酒屋さんと、会場となったStand Barのマスターが集めた約10人で、互いに知らない同士ばかりで私も緊張しまくりでした。
第1回のラインアップはディアジオ(当時はUD)のシックス・クラシック・モルトから、グレンキンチー10年、クラガンモア12年、オーバン14年、タリスカー10年、ラガヴーリン16年という極めてオーソドックスなものでした。(ちなみに仲間はずれにされたダルウィニーは、もうすぐ8年になるのに一度も出てきていないような…)
スタイルは最初から何が供されるかを完全に伏せたブラインドテイスティングで、経験もすくなかったから無理もないけれど、さっぱり正体が分からず、ぶちのめられたといったところ。そのときは、これが何年も続くなどとは夢にも思っていませんでした。
2006年09月21日
ダラスデュー(06/08/27)
コニサーズクラブは毎月第4日曜日に名古屋・栄のStand Bar で開催されているモルト・ウイスキーの試飲会です(モルト・ウイスキーが好きな人ならどなたでも参加OKです)。
今回は2006年8月27日に開催された時のテイスティングノートを紹介します。筆者は山崎白秋さん(もちろんペンネーム(^_^;)、メンバーきっての嗅覚の持ち主です。

今月のお題は、「ダラスデュー」である。
マイナーな蒸留所であり、1983年に閉鎖されている。私自身もこの蒸留所について特に個性としてインプットされてはいなかった。
閉鎖蒸留所は美味しくないのかの、再議論ではないが今回もかなりうまかったのである。
5本のノージングを終えての印象は、ウッディーで良い意味で渋さを感じた。熟成感も満足できるもので、お気に入りの蒸留所の仲間にいれてもおかしくないものであった。
さて、今回の5本を紹介しよう。
***[NO.1] SMWS 45.14 ダラスデュー 1975-2005 29年 52.0% ***
(香り) トップノートは甘い桃、エレガントでエステリー。非常にスムースである。しばらくすると熟成由来のキャラメル香がただよう。
さらに注意深くノージングすれば、高貴な化粧品香も感じることができる。
(味) フルーティーでのみやすい、ミディアムボディ。しばらくするとウッディーな熟成感が広がってくる。
***[NO.2] シグナトリー ダラスデュー シェリー 1978-2001 23年 58.1% ***
(香り) スパイシー、かつミント。上品な香りでフルーティー。酸味がほどよく、印象をひきしめている。
しだいにウッディーな熟成感が開いてきて、長熟である事をかんじさせる。
(味) まずミントを感じるが、すぐさま極めてウッディーな含み香に満たされる。 香りはよいが味はいまひとつであるモルトはよくあるが、このモルトは味わいがすばらしい。
渋み、樽由来の含み香、酸味がすばらしくバッテドされている。 ぴりぴりとしたフィニッシュ。
***[NO.3] ダンカンテイラー ピアレス ダラスデュー 1981-2005 24年 58.3% ***
(香り) トップノートはハッカ、ミント。エレガントでフルーティー。かすかに麦芽風味が香るが若さを感じるものではない。
抽象的な表現ではあるが、焼けた夏の香りがするのである。さらにキャラメルの香りがすばらしい。
(味) スパイシーでミント、軽いピートが感じられる。味は割に単調。
***[NO.4] ケイデンヘッド ダラスデュー バーボン 1979-2004 24年 61.4% ***
(香り) じつにエレガントでフルーティー、上品な香りがいっぱいに広がるのである。しだいにキャラメル香と心地よいウッディーな熟成香で満たされる、トップランクの香りである。
(味) きわめてフルーティー、さらに深ぶかとした木の含み香が口いっぱいにひろがる。
上品な甘味もボディを厚くしている。ウッディーな熟成感がすばらしく、じつにうまい。
***[NO.5] レアモルト ダラスデュー 1975 21年 61.9% ***
(香り) フルーティーかつ酸味をかんじさせる。エレガントかつふくよかである。かすかなピートがあり、いろいろな香りがバランスよく立ってくる。
その後、熟成がじわじわと香ってくる、リフィルの良い樽を使っているという印象。
(味) 酸味とフルーツがすぐさま広がる。後を追って軽いピートが味わいを引き締める。からくてドライ、よい意味で樽由来の苦味が心地よい。
過去のコニサーズクラブのテイスティングノートはこちらでご覧いただけます
今回は2006年8月27日に開催された時のテイスティングノートを紹介します。筆者は山崎白秋さん(もちろんペンネーム(^_^;)、メンバーきっての嗅覚の持ち主です。

今月のお題は、「ダラスデュー」である。
マイナーな蒸留所であり、1983年に閉鎖されている。私自身もこの蒸留所について特に個性としてインプットされてはいなかった。
閉鎖蒸留所は美味しくないのかの、再議論ではないが今回もかなりうまかったのである。
5本のノージングを終えての印象は、ウッディーで良い意味で渋さを感じた。熟成感も満足できるもので、お気に入りの蒸留所の仲間にいれてもおかしくないものであった。
さて、今回の5本を紹介しよう。
***[NO.1] SMWS 45.14 ダラスデュー 1975-2005 29年 52.0% ***
(香り) トップノートは甘い桃、エレガントでエステリー。非常にスムースである。しばらくすると熟成由来のキャラメル香がただよう。
さらに注意深くノージングすれば、高貴な化粧品香も感じることができる。
(味) フルーティーでのみやすい、ミディアムボディ。しばらくするとウッディーな熟成感が広がってくる。
***[NO.2] シグナトリー ダラスデュー シェリー 1978-2001 23年 58.1% ***
(香り) スパイシー、かつミント。上品な香りでフルーティー。酸味がほどよく、印象をひきしめている。
しだいにウッディーな熟成感が開いてきて、長熟である事をかんじさせる。
(味) まずミントを感じるが、すぐさま極めてウッディーな含み香に満たされる。 香りはよいが味はいまひとつであるモルトはよくあるが、このモルトは味わいがすばらしい。
渋み、樽由来の含み香、酸味がすばらしくバッテドされている。 ぴりぴりとしたフィニッシュ。
***[NO.3] ダンカンテイラー ピアレス ダラスデュー 1981-2005 24年 58.3% ***
(香り) トップノートはハッカ、ミント。エレガントでフルーティー。かすかに麦芽風味が香るが若さを感じるものではない。
抽象的な表現ではあるが、焼けた夏の香りがするのである。さらにキャラメルの香りがすばらしい。
(味) スパイシーでミント、軽いピートが感じられる。味は割に単調。
***[NO.4] ケイデンヘッド ダラスデュー バーボン 1979-2004 24年 61.4% ***
(香り) じつにエレガントでフルーティー、上品な香りがいっぱいに広がるのである。しだいにキャラメル香と心地よいウッディーな熟成香で満たされる、トップランクの香りである。
(味) きわめてフルーティー、さらに深ぶかとした木の含み香が口いっぱいにひろがる。
上品な甘味もボディを厚くしている。ウッディーな熟成感がすばらしく、じつにうまい。
***[NO.5] レアモルト ダラスデュー 1975 21年 61.9% ***
(香り) フルーティーかつ酸味をかんじさせる。エレガントかつふくよかである。かすかなピートがあり、いろいろな香りがバランスよく立ってくる。
その後、熟成がじわじわと香ってくる、リフィルの良い樽を使っているという印象。
(味) 酸味とフルーツがすぐさま広がる。後を追って軽いピートが味わいを引き締める。からくてドライ、よい意味で樽由来の苦味が心地よい。
過去のコニサーズクラブのテイスティングノートはこちらでご覧いただけます







