2006年12月31日
来年も美味しいモルトに出逢えますように
毎月のコニサーズクラブで5本ずつテイスティングするので都合年間60本、SMWSの試飲会も4回(残念ながら1回欠席しました)あるので、やはり軽く100本以上は飲んでますね。コニサーズクラブは今月で、9年目に入って間もなく100回を向かえます。
お酒を飲める幸せに感謝しつつ、年を越します。皆さんも良いお年を。
お酒を飲める幸せに感謝しつつ、年を越します。皆さんも良いお年を。
2006年12月26日
今月のコニサーズクラブ
初めての方が2人参加され、いつもの顔ぶれもほぼフルメンバーで(クリスマスイブだというのに(^_^;)にぎやかな会になりました。テーマは「スプリングバンク」で、私の記憶では前に登場したのは2002年の10月か11月だったと思うので、ほぼ4年ぶりということになります。今回も私の持ち込みネタでしたが、となりの山崎白秋さんが、早い段階で「スプリングバンクにこういうのあるよね」みたいな発言をしていたので、さりげなく話題をずらしたりしてました。
詳しいデータは山崎白秋さんに書いていただくテイスティングノートでご覧いただくことにしますが、今回はシェリーバット熟成の2本(スコッチモルト販売の28年とキングスバリー・ケルティック1990)とオーク樽と思われる3本(キングスバリー・ジョンマクドゥーガル1991、SMWS12年、ダンビーガン28年)が対照的で、後者のほうに良い評価が集まりました。
28年の2本は悪くないけど、長期熟成ゆえかバンクらしさがあまり感じられないのがちょっと残念。個人的に気にいっていたジョンマクドゥーガルは、ブラインドでも良いと思えたのでほっとしました。
2006年12月21日
SMWS ウインター・ボトリング試飲会
山崎白秋さんからテイスティングノートをメールしていただきましたので掲載します。
SMWS試飲会、テイスティングノート 2006.12.10 BAR BARNSにて
*** [NO.1] 2.68 グレンリベット 30年 57.5% ***
(香り)最初はライトと感じるが、しだいに深みと熟成が花開いてくる。フルーティーでエステリー。ただしリベットのイメージより華やかさが少ない
(味)味はきわめてフルーティー。酸味とかすかなピート。うまみ成分が多く、味わい深い。
*** [NO.2] 3.121 ボウモア 17年 56.9% ***
(香り)ピートが強く香る。エステリーかつジャーキー。酸味も感じられるがそれほど複雑な香りではない。
(味)きわめてパフューミー、ボウモアそのものである。印象としてかなり綺麗でカラフルである。
*** [NO.3] 26.47 クライヌリッシュ 22年 57.6% ***
(香り)深いキャラメルとタクアンあるいはヌカの香り。しだいにバニラ香の甘い香りで満たされる。
(味) 軽いピートとフルーツ、それに適度な酸味。気がつけば、こじんまりとしたブローラの個性。
*** [NO.4] 36.34 ベンリネス 36年 52.7% ***
(香り)少なくないピートを感じる。しだいに中程度の熟成が広がってくる。やや暗い印象。さらに時間がたてばバニラと酸味を感じることができる。
(味)中程度のピート、苦味は熟成由来のものか。ほどよく酸味がバランスしている。
*** [NO.5] 37.29 クラガンモア 18年 56.9% ***
(香り)すぐさま熟成を感じることができる。ウッディーでエステリー。非常に心地よい。
(味)やはりウッディーで熟成感を堪能できる。酸味もほどよく、リピートオーダーしたくなる。
このモルト、以前テイスティングしてますね、較べていただくとおもしろい。
*** [NO.6] 46.13 グレンロッシー 28年 55.4% ***
(香り)まったりとした熟成感、ロッシーの爽やかな印象はない。軽いシェリー香。
(味)意外とドライでピリピリとしている。もうすこし熟成感がほしい。
*** [NO.7] 53.99 カリラ 12年 61.2% ***
(香り)いきなりピートのハードパンチ。ジャーキーでスモーキー。さらにドライ。
(味)あなたはこのピートに勝てるか。そんなカリラらしいカリラである。やや甘味を感じる。
*** [NO.8] 62.14 グレンロッキー 26年 52.8% ***
(香り)ライトで香りの立ちが遅い。その後エステリーがようやく顔を出す。軽い熟成香とわずかなピート。
(味)ドライで辛い。味の立ちも遅いようであり、熟成感を感じるには何度もグラスに口に運ばなければならない。
*** [NO.9] 66.20 アードモア 20年 54.1% ***
(香り)軽いピート。深々とした香り。キャラメルの個性、じつにまったりしている。
(味)ざらざらとした口当たり。中程度のピート。どうにも言葉にできない旨みがあるおもしろいモルトである。
*** [NO.10] 121.17 アイル オブ アラン 8年 57.8% ***
(香り)タクアンの香り。にがみを感じさせる香り。
(味)やはりタクアンである、若さを強く感じる。酸味がほどよい。
*** [NO.11] 125.1 グレンモーレンジ 13年 51.2% ***
(香り)酸味を感じるトップノート。爽やかでフルーティ、明るく澄み切った香り。しだいにバニラが広がる。
(味)ドライではあるがフルーティ。軽いピートを感じる
*** [NO.12] 125.2 グレンモーレンジ 11年 53.5% ***
(香り)トップノートはバニラ。非常に甘い香りで満たされる。
(味)ドライであり、しばらく口に含んでいると苦味が感じられる。中程度の熟成感。
*** [NO.13] 125.3 グレンモーレンジ 13年 53.3% ***
(香り)エステリーではあるが重い香り。意外に若さも感じられる。
(味)酸味が心地よい。うまみ、深みを味わえる。ゆったりとした熟成感で安らぎを感じることができる。
*** [NO.14] 125.4 グレンモーレンジ 13年 55.9% ***
(香り)上品な酸味を感じさせる香り。熟成感がすばらしい。濃いぶどうの香り。
(味)やはり酸味を心地よい。ひのきを思わせる味わい。非常にシャープである。
*** [NO.15] 125.5 グレンモーレンジ 11年 54.9% ***
(香り)深々としたノップノート。ウッディな熟成感も大で、素晴らしい香りのモルトである。しだいに甘いバニラの香りに支配される。
(味)まったりとミディアムボディ、バタースカッチのあじわい。苦味がほどよく、軽いピートも感じることができる。
*** [NO.16] 125.6 グレンモーレンジ 11年 57.4% ***
(香り)バニラが甘くひろがり、癒される香りである。軽くエステリーで熟成を感じさせる。
(味)ライトで味の立ちが遅い。フルーティーではあるがドライ。
SMWS試飲会、テイスティングノート 2006.12.10 BAR BARNSにて
*** [NO.1] 2.68 グレンリベット 30年 57.5% ***
(香り)最初はライトと感じるが、しだいに深みと熟成が花開いてくる。フルーティーでエステリー。ただしリベットのイメージより華やかさが少ない
(味)味はきわめてフルーティー。酸味とかすかなピート。うまみ成分が多く、味わい深い。
*** [NO.2] 3.121 ボウモア 17年 56.9% ***
(香り)ピートが強く香る。エステリーかつジャーキー。酸味も感じられるがそれほど複雑な香りではない。
(味)きわめてパフューミー、ボウモアそのものである。印象としてかなり綺麗でカラフルである。
*** [NO.3] 26.47 クライヌリッシュ 22年 57.6% ***
(香り)深いキャラメルとタクアンあるいはヌカの香り。しだいにバニラ香の甘い香りで満たされる。
(味) 軽いピートとフルーツ、それに適度な酸味。気がつけば、こじんまりとしたブローラの個性。
*** [NO.4] 36.34 ベンリネス 36年 52.7% ***
(香り)少なくないピートを感じる。しだいに中程度の熟成が広がってくる。やや暗い印象。さらに時間がたてばバニラと酸味を感じることができる。
(味)中程度のピート、苦味は熟成由来のものか。ほどよく酸味がバランスしている。
*** [NO.5] 37.29 クラガンモア 18年 56.9% ***
(香り)すぐさま熟成を感じることができる。ウッディーでエステリー。非常に心地よい。
(味)やはりウッディーで熟成感を堪能できる。酸味もほどよく、リピートオーダーしたくなる。
このモルト、以前テイスティングしてますね、較べていただくとおもしろい。
*** [NO.6] 46.13 グレンロッシー 28年 55.4% ***
(香り)まったりとした熟成感、ロッシーの爽やかな印象はない。軽いシェリー香。
(味)意外とドライでピリピリとしている。もうすこし熟成感がほしい。
*** [NO.7] 53.99 カリラ 12年 61.2% ***
(香り)いきなりピートのハードパンチ。ジャーキーでスモーキー。さらにドライ。
(味)あなたはこのピートに勝てるか。そんなカリラらしいカリラである。やや甘味を感じる。
*** [NO.8] 62.14 グレンロッキー 26年 52.8% ***
(香り)ライトで香りの立ちが遅い。その後エステリーがようやく顔を出す。軽い熟成香とわずかなピート。
(味)ドライで辛い。味の立ちも遅いようであり、熟成感を感じるには何度もグラスに口に運ばなければならない。
*** [NO.9] 66.20 アードモア 20年 54.1% ***
(香り)軽いピート。深々とした香り。キャラメルの個性、じつにまったりしている。
(味)ざらざらとした口当たり。中程度のピート。どうにも言葉にできない旨みがあるおもしろいモルトである。
*** [NO.10] 121.17 アイル オブ アラン 8年 57.8% ***
(香り)タクアンの香り。にがみを感じさせる香り。
(味)やはりタクアンである、若さを強く感じる。酸味がほどよい。
*** [NO.11] 125.1 グレンモーレンジ 13年 51.2% ***
(香り)酸味を感じるトップノート。爽やかでフルーティ、明るく澄み切った香り。しだいにバニラが広がる。
(味)ドライではあるがフルーティ。軽いピートを感じる
*** [NO.12] 125.2 グレンモーレンジ 11年 53.5% ***
(香り)トップノートはバニラ。非常に甘い香りで満たされる。
(味)ドライであり、しばらく口に含んでいると苦味が感じられる。中程度の熟成感。
*** [NO.13] 125.3 グレンモーレンジ 13年 53.3% ***
(香り)エステリーではあるが重い香り。意外に若さも感じられる。
(味)酸味が心地よい。うまみ、深みを味わえる。ゆったりとした熟成感で安らぎを感じることができる。
*** [NO.14] 125.4 グレンモーレンジ 13年 55.9% ***
(香り)上品な酸味を感じさせる香り。熟成感がすばらしい。濃いぶどうの香り。
(味)やはり酸味を心地よい。ひのきを思わせる味わい。非常にシャープである。
*** [NO.15] 125.5 グレンモーレンジ 11年 54.9% ***
(香り)深々としたノップノート。ウッディな熟成感も大で、素晴らしい香りのモルトである。しだいに甘いバニラの香りに支配される。
(味)まったりとミディアムボディ、バタースカッチのあじわい。苦味がほどよく、軽いピートも感じることができる。
*** [NO.16] 125.6 グレンモーレンジ 11年 57.4% ***
(香り)バニラが甘くひろがり、癒される香りである。軽くエステリーで熟成を感じさせる。
(味)ライトで味の立ちが遅い。フルーティーではあるがドライ。
2006年12月12日
SMWS試飲会(2006 Winter)
12月10日、名古屋伏見の BAR BURNS で行なわれた試飲会に出かけました。

ずらりと並んだボトル。一番左はグレンリヴェット30年、印象があまり残っていないのはグレンモーレンジのせい?2本目ボウモア17年は「らしいボウモア」で結構好きです。5本目クライヌリッシュ22年は「あれ?」という感じ。次のベンリネス36年も悪くないけど、グレンロッシー28年(右から3本目)が今回の個人的No.1でした。一番右のカリラはいつものソサエティの強烈なカリラ。

左から2本目、アラン8年はもう少し熟成させて欲しかったような… バーボンの手前に今回の目玉、グレンモーレンジが3本。ここに写っていない125.1~3を含め6本すべてを試飲。11年~13年と同じような年数なのに味わいはヴァラエティ豊かでした。端正な125.1が好印象だったけど、日本発売の4~6はどれも複雑な味わいで楽しめました。

グラスにラベルを貼って回し飲みするのがコニサーズクラブスタイル。たくさん注いであっても決して飲み残しません。メモがいっぱい書かれたボトルリストは山崎白秋さんのもの。テイスティングノートをお楽しみに。
今回はウスケバ仲間のクライフさんともお話でき、とても楽しかったです。(全24種類を試飲してしまったので、翌日(昨日)はさすがに半分死んでいましたが(^_^;)

ずらりと並んだボトル。一番左はグレンリヴェット30年、印象があまり残っていないのはグレンモーレンジのせい?2本目ボウモア17年は「らしいボウモア」で結構好きです。5本目クライヌリッシュ22年は「あれ?」という感じ。次のベンリネス36年も悪くないけど、グレンロッシー28年(右から3本目)が今回の個人的No.1でした。一番右のカリラはいつものソサエティの強烈なカリラ。

左から2本目、アラン8年はもう少し熟成させて欲しかったような… バーボンの手前に今回の目玉、グレンモーレンジが3本。ここに写っていない125.1~3を含め6本すべてを試飲。11年~13年と同じような年数なのに味わいはヴァラエティ豊かでした。端正な125.1が好印象だったけど、日本発売の4~6はどれも複雑な味わいで楽しめました。

グラスにラベルを貼って回し飲みするのがコニサーズクラブスタイル。たくさん注いであっても決して飲み残しません。メモがいっぱい書かれたボトルリストは山崎白秋さんのもの。テイスティングノートをお楽しみに。
今回はウスケバ仲間のクライフさんともお話でき、とても楽しかったです。(全24種類を試飲してしまったので、翌日(昨日)はさすがに半分死んでいましたが(^_^;)
2006年12月08日
グレンモーレンジ
本日、SMWS(ソサエティ)から125.4~6の3種類が電話のみの注文で発売されましたが、一人一種類の一本のみという限定だったにもかかわらず一時間足らずで売り切れたそうです。
コニサーズクラブのメンバーは私を含む3人で一本ずつ確保できました(これはラッキーだったかも?)。試飲会で125.1~6のすべてがテイスティングできるそうなので、お宝として開けずに取っておくことになりそう。
名古屋の試飲会(12/10)は意外に申し込みが少ないように聞いていたのですが、現在はどうなんでしょうね。
SMWS(ソサエティ)日本支部HP
コニサーズクラブのメンバーは私を含む3人で一本ずつ確保できました(これはラッキーだったかも?)。試飲会で125.1~6のすべてがテイスティングできるそうなので、お宝として開けずに取っておくことになりそう。
名古屋の試飲会(12/10)は意外に申し込みが少ないように聞いていたのですが、現在はどうなんでしょうね。
SMWS(ソサエティ)日本支部HP
2006年12月06日
グレングラント(06/11/26)

山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。
モルトの会、テイスティングノート 2006.11.26 スタンドバーにて
今月のお題は、「グレングラント」である。
グレングラント。ビッグネームではあるがオフィシャルボトルはあまりぱっとしない、ただしボトラーズものとなると、長熟の「こてこてシェリー」が有名である。
今回あえて出さなかったかどうかは定かではないが、こてこてシェリーは一本もなかった。フルーティであること、ミントの印象があることからスペイサイドかハイランドではないかと思ったが最後までグレングラントの名前はでてはこなかったのである。
5本のノージングを終えて、バラエティにとんだ5本であるのでビッグネームではと感じた。グレンファークラス、グレンリベットが頭に浮かんだが、またしてもみごとに外されてしまったのである。
さて、今回の5本を紹介しよう。
***[NO.1] キングスバリー ニューケルティック グレングラント 1969 51.5% ***
(香り)きわめてフルーティー、すっと澄み切った明るさである。すぐさまミントが香ってくる。酸味が爽やかさを助長している。
しだいに深い香りが現れ、長熟を予感させる。
(味)やはりフルーティーである。味では熟成感がすぐさま現れる、それもかなりの長熟と思われるものだ。樽由来のウッディな心地よさ。さらにドライでもある。
***[NO.2] ベニーバ グレングラント 1977 24年 54.8% ***
(香り)タクアンの香り、臭みが強い。酸化したアルコールの香り。しだいにキャラメル、バタースカッチの香りを感じるようになる。オイリー。
さらに時間が経てば、えもいわれぬゴージャスな香りが見え隠れする。
(味)やはりタクアンである、ドライで若さを感じる。
***[NO.3] ダンカンテイラー ピアレス グレングラント 1974-2003 28年 55.1% ***
(香り)エステリーで極めて上品。ミントも心地よい、ミディアムボディ。軽いシェリー香と熟成感。
しばらくすれば甘い香り満たされるようになり、さらにウッディーな香りがすばらしい。
(味) キャラメルの含み香、きわめて深いものである。すばらしい熟成感である、最上のエステリーとウッディー。
***[NO.4] SMWS 9.30 グレングラント 1972-2001 28年 56.6% ***
(香り)まず感じるのは華やかな香りである、あえていえば「うきうき」とさせる香り。
しだいにキャラメル香がでてきて、まったりとさせてくれる。エステリーな印象は熟成由来のものだ。
さらにウイスキーボンボンの香り、奥にはバニラの香りも。幾種類もの香りが次々とでてきてお得なモルトである。
(味)トロピカルフルーツを感じさせる味。しだいに梅酒の味ともいえる含み香となる。アルコール感は強くピリピリする。
***[NO.5] ゴードン アンド マクファイル グレングラント 11990-2006 15年 60.3% ***
(香り)上品な生ぶどうの香り、その後トロピカルフルーツの香りに満たされることになる。熱帯のリゾートで感じられるこの香りは初めての経験である。
その後ワインの香りも出てくる、さらにフレッシュジュースも。フレッシュとはうらはらにキャラメルやウッディーな香り、さらにバニラと、深々した香りも併せ持つモルトである。
(味)ピリピリとしていてドライ。やや渋みも感じられる、酸味が味に華やかさを出しているがそれほど印象的なものではない。香りに較べると味は単調なところが残念だ







