2007年02月28日
裏モルトの会(07/2/17)テイスティングノート その4

(写真左から順に)
***[NO.17] SMWS 2.60 グレンリベット 1988-2005 16年 56.7% ***
(香り)麦芽風味。酸味が強くフルーティ。やや焼けた酸味。その後、甘い香りがひろがる。
(味)意外にドライ、軽いピート。フルーティかつフルーティー。
***[NO.18] SMWS 45.16 ダラスデュー 29年 49.2% 500ml ***
(香り) まったりとコクがある香り、かつエステリー。軽いピート、しばらくするとすばらしい熟成香がひろがってくる。
(味) ウッディーな熟成感がすばらしい。酸味がほどよくバランスしている。
●SMWSが企画した 26 MALTS の1本。ラベルデザインが凝ってます(comment by ophiuchi)
***[NO.19] ウイスキー・エクスチェンジ トミントール 1967-2006 38年 45.9% ***
(香り)まったりとキャラメル香。ウッディーな熟成香がすばらしい。
(味)深い甘味。さまざまな木の香りが広がる。熟成感で満たされ至福の時間となる。
●私はこれを2006年のベストモルトに選びました(comment by ophiuchi)
***[NO.20] ダグラスレイン オールドモルトカスク グレングラント 27年 50% (ミニボトル) ***
(香り)こげたゴム、シェリー樽の個性。しだいにエステリー。こげたゴムは嫌味となるぎりぎりのところでとどまっている。
(味)やはりシェリー樽の個性、まったりとコクがある。熟成由来の苦みも心地よい。
***[NO.21] ダンカンテイラー タムデュー 1969-2004 34年 40% (ミニボトル) ***
(香り)ライト、フルーティー。キャラメル香、奥に熟成感、かすかなピート。
(味) 軽いピート。キャラメル由来の甘味。
2007年02月27日
裏モルトの会(07/2/17)テイスティングノート その3

(写真左から順に)
***[NO.12] SMWS 18.20 インチガワー 1966-2002 35年 68.1% ***
(香り)ややピートを感じる。まったりとキャラメル。深い熟成感。
(味) ピッチが高い味わい。アルコールが強くむせ返る。高貴な香り。熟成。
●35年の長期熟成なのに度数が68%もある異色のモルト(comment by ophiuchi)
***[NO.13] SMWS 7.25 ロングモーン 1968-2004 35年 51.7% ***
(香り)ウッディーかつキャラメル系のすばらしい熟成香。
(味)甘味と熟成感がすばらしい。リフィルシェリー樽熟成か。
***[NO.14] マーレイマクディビッド ミッション リンクウッド 1983-2006 23年 52.1%***
(香り)まったりとしたキャラメル香、ウッディーな熟成香がすばらしい。
(味)ぴりぴりと刺すが、ウッディで熟成感十分。

(写真左から順に)
***[NO.15] ゴードン アンド マクファイル アードベッグ 1975 43% ***
(香り)灰を連想する無機物のような香り、軽くピートがひろがる。独特な香りが印象的である。
(味)シャープなピート、ややライト。フルーティー。
*** [NO.16] ハートブラザーズ カリラ 22年 43% ***
(香り)トップノートはピート。スィートで心地よい。
(味)酸味とピートの競演。フルーティーで飲みやすい。
2007年02月26日
裏モルトの会(07/2/17)テイスティングノート その2

(写真左から順に)
***[NO.7] SMWS 1.81 グレンファークラス 1970-1998 27年 55.6% ***
【テイスティングノートなし】
●我々が ”グリーン・ファークラス ”と呼んでいる、緑色のモルト。ラム樽熟成らしいと言われており、ドライな味わいで、モルト会メンバーに大好評だった逸品(comment by ophiuchi)
***[NO.8] SMWS 116.6 余市 1987-2005 18年 54.1% ***
(香り)エステリーかつ熟成感があり、濃厚な香り。ウッディーかつピートの個性。
(味)やはりウッディー、酸味も心地よい。ピートも強いがフルーティー。
***[NO.9] UD レアモルト ブローラ 1982-2003 20年 58.1% ***
(香り)ピーティーかつエステリー。熟成感がすばらしく、ふくよか。
(味)甘くフルーティ。すぐさまピート、軽い酸味をともなう。
*** [NO.10] ダグラスレイン オールドモルトカスク グレンオード 31年 50% (ミニボトル) ***
(香り)スィートでエステリー、上品。やや、いがいがする。その後、マンゴやパイナップルなど甘いトロピカルフルーツの競演となる。
(味)ウッディかつエステリー。熟成感もすばらしい。
***[NO.11] キングスバリー スプリングバンク 1991-2006 14年 58.1% ***
(香り)梅の香り。フルーティーで爽やか。明るい香り。
(味)ピートが強い、ただしヨード、フェノールは感じない。口の中でピリピリとする。酸味とフルーティーな含み香。
●京都・錦市場の津之喜酒舗の依頼で、キングスバリーがボトリングしたもの(comment by ophiuchi)
2007年02月22日
裏モルトの会(07/2/17)テイスティングノート その1
山崎白秋さんからテイスティングノートを送っていただきました。一緒に送っていただいた写真の順番に編集し、分割してアップします。
裏モルトの会、テイスティングノート 2007.02.17 Kさん宅にて
26本のモルトのテイスティングとなり、いつものようにノージングが終わってから味を確かめるわけにはいかず、正確なテイスティングとはいい難いところはご容赦願いたい。
今回も一応、テイスティングはブラインドである。

(写真左から順に)
***[NO.1] シーバスブラザーズ(オフィシャルボトル) ロングモーン 1987-2004 17年 55.1% 500ml ***
(香り)ジャーキーな印象。酸味が心地よい。
(味)ややドライ、単調。ぴりぴりとしており、熟成由来の苦みも感じられる。
***[NO.2] オフィシャルボトル 余市 1988-2006 18年 62% ***
(香り)フルーティーかつ、素晴らしくウッディ。濃い熟成香。
(味)シャープなピートと深みのあるウッディな味わい、熟成感が十分だ。素敵な甘さもある。
***[NO.3] スコッチモルトセールス チール・ナン・ノック コールバーン 1980 24年 62.9% ***
(香り)中程度のピート香。ふくよかなキャラメル香。
(味)ピートが強い、ただしヨードやジャーキーは無い。キャラメル味、アルコール感が強い。
***[NO.4] マーレイマクディビッド ミッション ダラスデュー 1976 26年 58.2% ***
【テイスティングノートなし】
***[NO.5] スコッチモルト販売 リンクウッド 1973 49.7% ***
(香り)甘いバニラの香り。すぐさま熟成香がひろがる。ウッディーですばらしい香りだ。
(味)酸味とピートがシャープな印象のモルトとしている、もちろんウッディーで熟成感はすばらしい。
***[NO.6] ブラッカダー リミテッドエディション エドラダワー 1976-1998 22年 43% ***
(香り)濃い香り。アルコール焼けした酸味。まったりと深みのあるキャラメル香、麦芽風味。
(味)甘い、白粉の香り。パフューミー。オイリーで口にまとわりつく独特な飲み口。
裏モルトの会、テイスティングノート 2007.02.17 Kさん宅にて
26本のモルトのテイスティングとなり、いつものようにノージングが終わってから味を確かめるわけにはいかず、正確なテイスティングとはいい難いところはご容赦願いたい。
今回も一応、テイスティングはブラインドである。

(写真左から順に)
***[NO.1] シーバスブラザーズ(オフィシャルボトル) ロングモーン 1987-2004 17年 55.1% 500ml ***
(香り)ジャーキーな印象。酸味が心地よい。
(味)ややドライ、単調。ぴりぴりとしており、熟成由来の苦みも感じられる。
***[NO.2] オフィシャルボトル 余市 1988-2006 18年 62% ***
(香り)フルーティーかつ、素晴らしくウッディ。濃い熟成香。
(味)シャープなピートと深みのあるウッディな味わい、熟成感が十分だ。素敵な甘さもある。
***[NO.3] スコッチモルトセールス チール・ナン・ノック コールバーン 1980 24年 62.9% ***
(香り)中程度のピート香。ふくよかなキャラメル香。
(味)ピートが強い、ただしヨードやジャーキーは無い。キャラメル味、アルコール感が強い。
***[NO.4] マーレイマクディビッド ミッション ダラスデュー 1976 26年 58.2% ***
【テイスティングノートなし】
***[NO.5] スコッチモルト販売 リンクウッド 1973 49.7% ***
(香り)甘いバニラの香り。すぐさま熟成香がひろがる。ウッディーですばらしい香りだ。
(味)酸味とピートがシャープな印象のモルトとしている、もちろんウッディーで熟成感はすばらしい。
***[NO.6] ブラッカダー リミテッドエディション エドラダワー 1976-1998 22年 43% ***
(香り)濃い香り。アルコール焼けした酸味。まったりと深みのあるキャラメル香、麦芽風味。
(味)甘い、白粉の香り。パフューミー。オイリーで口にまとわりつく独特な飲み口。
2007年02月20日
裏モルト会(07/2/17)その3

私の持ち込んだモルト、残り3種類です。左から
4.Celtic Cross (Scotch Malt Sales)/ Bruichladdich 1991 13y 46%
先日のコニサーズクラブのテーマとなったブルイックラディですが、これは登場していません。飲みやすいモルトなので短期間でずいぶん空けてしまいました。
5.Provenance John Milroy / Port Ellen 23y 1982-2005 51.8%
リフィルシェリー樽熟成だったと記憶しています。乳酸のような香りが出てきて、最初に飲んだときとはかなり印象が違うような… 美味しいポート・エレンには違いないけど、他のモルトと飲み比べたせいか、やや評価が下がりました。
6.The Peated Malt Old Ballantruan 50%
オールドバランテュランはトミントール蒸留所が出したヘビー・ピーテッド・モルトです。実は昨年10月のコニサーズクラブで「ピーティーだけどアイラじゃない」というテーマをやったときに使おうかと思って買ったのですが、SMWSばかりの中に入れるのは可哀想なので止めようということになりました。話のタネにはなりやすいけど、どうもスペイサイドやハイランドの蒸留所のこの手のものを飲んでも、いまいち感心できないと思っているのは私だけでしょうか?
2007年02月19日
裏モルト会(07/2/17)その2

私の持ち込んだお酒です。左から
1.Duncan Tatlor / MaCallan 18y 1987.12-2006.10 58.4%
ボトラーズから出る最近のマッカランはオーク樽熟成ばかりですが、これは珍しいシェリー樽熟成です。オフィシャルに比べるとずいぶんシャープな印象でメンバーにも好評でした。
2.Celtic Whisky Compagnie / Celtique Connexion 1991 15y 1991.4-2006.3 50%
フランスのケルティック・ウイスキー・カンパニーが出したソーテルヌ・ワイン樽熟成のモルト。ショップのHPにも、はっきりは書いていなかったのですが、マッカランであるように臭わせてありました(売り切れで再確認できず)。こちらの方がシェリー樽に近い風味でしたが、両者ともマッカランであると明かしたら、かなり意外だったという反応でした。
3.Paul Giroud / Tour du Japon Champague 1er Cru du Coguac 1975-2006 40%
知る人ぞ知る手作りブランデー、ポール・ジローですが、これは昨年ジロー氏が来日したときの記念ボトル「ツール・ド・ジャポン」です。ヴィンテージを憶えていなかったのですが、調べたらなんと1975年で31年熟成でした。買ったときは8000円台だと記憶していて(500ml)、なんでこんなに安いのだろうと思ったのは憶えていますが。当然の事ながら「すごく美味しい」と大好評でした。
2007年02月19日
裏モルト会(07/2/17)その1

コニサーズクラブのメンバーがモルトやつまみ、料理などを持ち寄る裏モルト会が1年ちょっとぶりに開催されました。参加者11名、場所は名古屋市西区のKさん宅です。ずらりと並んだボトルは数えてみたら、その数19本、なかなか壮観です。
実はこれ以外に私がミニボトルに詰め替えて持ち込んだ6種類(別に写真入りで紹介します。)があるので、少なくとも25種類をテイスティングしたことになります(詳しいスペックなどは山崎白秋さんに書いていただけるテイスティングノートと一緒に紹介します)。
手羽先、ハム、チーズ等のつまみもそれぞれこだわりのある品ばかり。今回はこれだけ飲んでもつぶれる人もなし。中には翌日ウイスキーマガジンライブに出かけた強者も。かく言う私も昨日2/18はベルギービールクラブの総会に出席、今日2/19も午後から試飲会(OKが取れればそちらも紹介します)に出かけます。いやはや…
2007年02月16日
ブルイックラディ(07/1/28)

山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。
モルトの会、テイスティングノート 2007.01.28 スタンドバーにて
今月のお題は、「ブルイックラディ」である。
ブルイックラディ、アイラモルトの中にありながら、ピートを感じない蒸留所として印象深い。
かつてオフィシャルボトルを飲んだ時の記憶によると、若いモルトはあまり良い出来栄えではないが、21年オーバーになると熟成感がすばらしいモルトに仕上がっている、そんな印象であった。
今回どんな印象を持ったかといえば、よく出来た北ハイランドものだったり、ピートを無理につけたスペイサイドものだったり、ウッディーですばらしい熟成モルトだったり、まるっきり掴み所の無い個性で、会が中盤にさしかかってもなかなか蒸留所の地区を絞れない状態であった。
さて、今回の5本を紹介しよう。
***[NO.1] SMWS 23.34 ブルイックラディ 1970-2000 48.9% ***
(香り)フルーティかつフルーティ。さわやかにエステリーではあるが、奥にいがいがと軽いピートを感じる。
しだいに熟成感がひろがり、酸味もほどよく香る。さらにクリームやバニラも感じられ、香りの数が非常に多い。
香りの立ちが早く、最初と最後で印象が変わらない。
(味)エステリーかつウッディーで熟成感がすばらしい。甘味と酸味のバランスもよく、秀逸なモルトである。
***[NO.2] オフィシャルボトル ブルイックラディ 3D-second Edition 50% ***
(香り)トップノートは酸味である。注意深く香りをかいでいると、酸味ではなく酸化なのかもしれない。
すぐさまピートが感じられるが、「アイラもの」のようなヨードを伴う薬臭いものではない。ややジャーキー。
(味)味はピートが強い、甘味もあるがやや単調である。
***[NO.3] ザ ゴールデンカスク ブルイックラディ 1991-2004 50% ***
(香り)軽くモルティに感じる。香りの立ちが遅い。しだいに熟成感が香るが、すごく遠いところにある。香りの数が少ない。
しだいにエステリーな印象が開いてくるが爽やかさを感じるものではない。
(味) ライトでドライ。しかしドライでありながら甘味が強い。やはり味も単調である。
***[NO.4] SMWS 23.48 ブルイックラディ 1989-2005 16年 50.8% ***
(香り)酸味が心地よくエステリーである。軽いピートが感じられるが隠し味(香り)程度である。わずかにタクアンの香りが感じられる。
しばらくすれば軽い熟成感がでてくる。さらにバニラも香るのでバーボン樽熟成かもしれない。
(味)口に含むと化粧品を連想するパフューミーな味。ボウモアやエドラダワーとは異なる軽いものである。わずかな甘味を感じる。
***[NO.5] ブラッカダー ロウカスク ブルイックラディ 1970-2002 32年 53.8% ***
(香り)シェリー香が素晴らしい、熟成感も十分である。軽くピートが香る。明るい酸味がひろがり、思い切り香りを吸い込むと、ほんとに幸せな気分にさせられる。
エステリーなそよ風と、まったりしたバニラも追って香ってくる。
(味)フルーティをベースに素敵な甘味。軽い酸味とピリピリ感が心地よい。熟成からくるものなのか、ほろ苦さがアクセントになっている。たいへん充実したモルトである。
2007年02月12日
dancyu 2007.3 「モルト」事始

dancyu(ダンチュウ)の3月号、メインの記事は「ラーメンの新常識」ですが、もう一つの特集記事は「モルト」事始、バックナンバーをざっと見てみましたが、シングルモルトを特集するのは初めてのようです。間違っても焼酎ブームみたいなことにはならないでほしいけど、認知度が上がるのは結構なことだと思います。







