2007年04月25日
コニサーズクラブ100回記念 (3)
実は私自身は今回に限り、事前にネタを知っていたのですが、山崎白秋さんのメモを見てびっくり、候補となる蒸留所リストのトップに書いてある!(正解以外の名前はグレンファークラス、グレンリヴェット、クライヌリッシュ、ハイランドパークだったかな?)
続きを読む
続きを読む
2007年04月24日
コニサーズクラブ100回記念 (2)

いつもテイスティングノートを書いていただける山崎白秋さんは、5杯が出揃うまでノージングだけして、それから味を確かめます。ぎっしりメモが書き込まれたテイスティングシートと一緒にグラスの写真を撮らせてもらいました。
うまく色が出ませんでしたが、3杯目(一番左)はウイスキーとは思われない鮮やかな赤で、それ以外はゴールド系の色でした。トロピカルフルーツの香りがさっと開いた一杯目は時間が経つと濁ってしまいましたが、香りはなかなか消えませんでした。2杯目もやはり蜂蜜のような甘い香りですが、どちらも味は以外にビターで、軽くピートも感じました。
3杯目はさすがにウッディでしたが、味はびっくりするぐらいドライ。シェリーものにありがちなゴムや硫黄の香りはなく、非常に個性的でした。4杯目、5杯目はどちらも素晴らしく美味しく、「うわ~、うめぇ~」みたいなことしか言えない自分がちょっと情けない… 3番以外はどれも非常にバランスが良いモルトばかりで、甘い香りとややビターかつドライな味わいが共通していました。
今回はStand Barのマスターも、全く試飲しておらず、すべてその場で封を切ったとのこと。順番はアルコール度数が低いものからということを知らされていましたが、ここで5本の熟成年数を合計すると174年!(新記録です。これまではファークラスの171年)ということが明かされて、一同びっくり。いつものように単一蒸留所の5本であることも明らかになって、皆の推理が始まりました。
2007年04月23日
コニサーズクラブ100回記念 (1)
1998年12月にスタートし、第2回目の1999年2月からは毎月モルト試飲会を開催してきた名古屋のコニサーズクラブは、2007年4月22日でついに100回目を迎えました。今回は横浜から1名、大阪からも1名の参加があり、15人の参加となりました。

例によって、ブラインドテイスティングで行なわれましたので、3杯目が登場したこの時点では、まだ何が出てきているのか分かっていませんが、「いいね」「美味しいね」という声があちらこちらから聞こえてきました。

例によって、ブラインドテイスティングで行なわれましたので、3杯目が登場したこの時点では、まだ何が出てきているのか分かっていませんが、「いいね」「美味しいね」という声があちらこちらから聞こえてきました。
2007年04月04日
SMWS スプリング・ボトリング試飲会(07/4/1)
SMWS 2007 SPRING BOTTLING Tasting in Nagoya
Bar Barns 2007/04/01
恒例のソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートだが、今回はいつもの著者、山崎白秋氏が残念ながら欠席だったため、ピンチヒッターを務めることになった。また、これも残念なことに、クライヌリッシュ(26.48 22y)とラフロイグ(29.58 12y)が未着ということで、テイスティングできなかった。そんなわけで、カリラを除くと強く個性を主張するモルトはなかったが、よくまとまったモルトが集まっていたように思う。この他に新着のアルマニャックもテイスティングしたが、葡萄の風味が分かり易すぎて、物足りなかった。
*** グレンファークラス 1.133 20y 48.8% ***
(香り) 上品できれいな甘いトップノートだが、かなり軽い印象。
(味) やはり甘いが、意外にシャープでドライ。ブラインドで出されたらファークラスの名前は絶対に出てこないだろう
*** グレンリヴェット 2.69 21y 52.7% ***
(香り) はちみつのような濃厚な甘い香り。軽くウッディ。
(味) 甘くはあるが香りから想像するよりはずっと優しい。甘さはふわっと柔らかく膨らみ、心を和ませてくれる。時間がたつと、リヴェットらしい葡萄も出てくる。
*** カリラ 53.103 13y 60.7% ***
(香り) 甘さと煙り。ソサエティらしいカリラではあるが、かなりマイルド。
(味) 甘さとピートの苦味がうまくバランスしている。やはりカリラにしてはマイルドで飲みやすい。
*** グレンオード 77.12 18y 58.4% ***
(香り) 最初にレモンの香りを感じ、次にピートが意外に効いていることに気づく。
(味) 味にもピートが感じられ、軽い甘さがそれをうまく包み込んでいる。表現しがたいが、このピートはアイラと明らかに違い、かなり硬質に感じる。いかにもハイランドモルト的。
*** グレンキース 81.13 12y 60.7% ***
(香り) フルーツを加えた、はちみつドリンク。
(味) フルーツを使った焼き菓子。ハーブのような苦味も感じ、かなり重厚。
*** ブレイズ・オブ・グレンリヴェット 113.13 12y 58.0% ***
(香り) 松脂の印象があるが甘さもあり、他にも軽い石鹸香など様々な香りが入り混じる。12年とは思えない複雑さ。
(味) 軽くビターでかつスパイシー。味も複雑かつよくまとまっていて、お買い得な1本だと思う。
2007年04月02日
グレンタレット(07/3/25)
山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。モルトの会、テイスティングノート 2007.03.25 スタンドバーにて
今月のお題は、「グレンタレット」である。
スコットランド最古の蒸留所として有名であるが、タウザーをご存知の方も多いのではないだろうか。
ハウススタイルとしては、青リンゴ系のフルーツで、ライトかつ爽やかといった印象がある。オフィシャルボトルではライトなものが多いと思うが、ボトラーズものではどうであろうか。
さて、今回の5本を紹介しよう。
***[NO.1] SMWS 16.28 グレンタレット 1988-2005 16年 50.1% ***
(香り)トップノートは上品でドライ、香りの立ちの遅い方である。しばらくすると軽くフルーツが香ってくる、梨系。奥にいがいがしているのは、軽いピートであろう。
わずかにタクアン香がするが、シェリー樽由来のものであろうか。さらに時間をおけば甘さやバニラも感じることができる。酸味もバランスして香る。
(味)酸味を基調とする味。素晴らしくウッディーでフルーティー。控えめな熟成を堪能できる。
***[NO.2] ウイスキーエクスチェンジ グレンタレット 1978-2005 27年 49.9% ***
(香り)ドライかつ軽くフルーティー。わずかなタクアン香と弱いピート。しばらくグラスを回していると麦芽由来の風味とともに甘味が漂ってくる、。
(味)やはりドライかつフルーティー、味にピートは感じられない。ミディアムボディー。
***[NO.3] ブラッカダー ローカスク グレンタレット 1978-2005 27年 50.1% ***
(香り)まったりとふくよか。ミルキーな丸みがこころを落ち着かせてくれる。さらに少しの酸味と包まれるような木の香り。
(味) 軽いフルーツのあじわい、梨系。じつにさわやかな梨である。
***[NO.4] ウイスキーエクスチェンジ グレンタレット 1978-2006 28年 48.7% ***
(香り) 軽い酸味、ほんのわずかなタクアン、リフィルシェリーか。しだいに香りは開いてきてじつに華やかになってくる、青空のようだ。フルーツの香りも濃い、ブドウ系のフルーツである。
熟成由来のウッディー香りもすばらしい。かすかにフェノールを感じる。
(味)フルーティーではあるが意外にからい。味では梨系のフルーツである。ウッディーな含み香はやはり熟成由来のものか。
***[NO.5] キングスバリー グレンタレット バーボン 1980-2097 16年 54.5% ***
(香り)花の香りと、まったりとしたふくよかさが同居する。ミルキーな香りはホッとする種類のものだ。
ややアルコール感があり、砂糖水を感じるのは若さからか。しだいにバニラ香が広がってくる、バーボン樽由来であろう。
(味)ドライで口の中がジンジンとする。ブドウ系のフルーツ。やや単調なあじわい。







