ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2007年07月29日

YOUNG ARDBEG

私は残念ながら7月22日のコニサーズクラブに参加できませんでしたが、この日のテーマは、私の持ち込みネタ “YOUNG ARDBEG”、オフィシャルとソサエティから出た熟成10年以下の若いアードベッグを5本というものでした(昨夜、写真だけ撮ってきました)。

実は Stand Bar マスターが不評を買うのではないかと非常に心配していたテーマだったのですが、やってみたら非常に評判がよく、なぜかブラインドでアードベッグと言い当てた人もいなかったそうです。山崎白秋さんのテイスティング・ノートがとても楽しみですね。

写真の一番右「オールモスト・ゼア」は、当日は出されておらず(一昨日に届いたとか)、ベリー・ヤング、スティル・ヤング+ソサエティが3本(ある意味これもオフィシャル?)というラインナップ。私は来週にでも復習しに行く予定なので、オールモスト・ゼアも一緒に試飲しようと思います。
  

Posted by ophiuchi at 16:56Comments(0)TrackBack(0)Connoisseurs Club

2007年07月08日

ハイランドパーク(07/7/1)

ハイランドパーク(070701)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。


モルトの会、テイスティングノート

2007.07.1 スタンドバーにて

 今月のお題は、「ハイランドパーク」である。

 いきなりの結論ではあるが「ハイランドパーク3度目の正直ならず」である。毎回読んでいただいている方はご存知かとは思うが、意味不明の方もおられるのであらためて説明を入れておく。

 言わずとしれたビッグネームのハイランドパーク、これの長熟ものが5本も集まれば美味くないはずがない。ところが1回ならずも2回もモルト会のメンバーでは散々の評価を受けている。
 前回までの10本にはシェリー樽熟成は含まれていないことから「ハイランドパークは、シェリー樽熟成が不可欠」との認識を持ったメンバーは多いはずである。

 そんな評価を覆すべく今回に至ったわけであるが、5本テイスティングを終えて、個性に欠ける、香りが弱い、ザラザラするなど良い言葉は出てこない。サーブする方々には申し訳ないが、またしてもリベンジならずの会となったのである。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] ウイスキーエクスチェンジ ハイランドパーク ホッグスヘッド 1990-2006 16年 51.9% ***

(香り) トップノートは花のような香り、その後桃系のフルーツが現れる。ミントやハッカなどハーブ系の香りも感じられる。奥に熟成感はあるが注意深くしないとわからない。
 やや酸味も感じられ、最後にはしょうがの香りも出てくる。

(味)  フルーティかつフルーティ、ブドウの味が広がる。味の数は多くなくドライである。


*** [No.2] ザ・ビンテージ・モルトウイスキー社 カスク・アンド・シスル ハイランドパーク 1981-2007 25年 52.8% ***

(香り) まずミントが香る、良い香りだが印象が弱い。その後まったりした印象に変わってくる。タクアン系の香りも見え隠れする。

(味)  ブドウの味が濃い。最初ピリピリ、その後ザラザラの印象。


*** [No.3] デュワー・ラトレー ハイランドパーク オークリフィル 1981-2005  24年 51.5% ***

(香り) ピッチが高く、爽やかなフルーツ香、バニラの香りもある。しばらくするとエステリーが開いてくる、熟成由来のものか。軽いピートも感じられる。

(味)  フルーティだが、ドライ。単調な味わい。


*** [No.4] SMWS 4.104 ハイランドパーク オーク 16年 54.6% ***

(香り) トップノートは言葉にできない香り、突拍子もない香りではないが、なぜか言葉にできなかった。その後キャラメルが香るようになる。
 少し変わったトップノートに戸惑ったが、後半はウッディーな樽香が心地よい。

(味)  ジンと刺し、ドライでアルコール感を伴う。味にふくよかさが無い。


*** [No.5] ウイスキーエクスチェンジ ハイランドパーク 1989-2006 17年 55.8% ***

(香り) まったりと濃い香り。キャラメル風味、酸味がバランスしている。アルコール感は強いがフルーティ。香りの数は多く複雑である。

(味)  まずブドウにみたされるが、その後ウッディな樽由来の味わいが口にひろがっていく。まったりとふくよかで濃いが、花のような印象もある。

  

Posted by ophiuchi at 17:20Comments(3)TrackBack(0)Tasting Note

2007年07月05日

なぜか評価が低いハイランドパーク

SMWSの試飲会と重なったため、7/1に開催されたコニサーズクラブ、今回のテーマは「ハイランドパーク」でした。

実は2004年に、2月・11月と2回登場しているのですが、いずれも評価が低く、「今回は3度目の正直なるか?」というStand Bar マスターのチャレンジでした。

でどうだったかというと、誰もが「悪くはないけどね」という反応。ヒントとして出てきた新しいオフィシャル12年(デザインが大きく変わっていてびっくり!)も「何これ?」。ブラインドテイスティング(なかなか当たらず)の種明かしをされてみると、ビッグネーム「ハイランドパーク」としては物足りないという結果に…

今回もシェリーものが(はっきりそれと分かるものは)なかったので、やっぱハイランドパークはシェリー樽を使わないとダメかな?といったところに意見が落ち着いてしまいました。う~~ん。  

Posted by ophiuchi at 17:30Comments(2)TrackBack(0)Connoisseurs Club

2007年07月02日

SMWS サマー・ボトリング試飲会(07/6/24)

SMWS 2007 SUMMER BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2007/06/24



山崎白秋さんに書いていただいたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートを紹介します。

*** グレンファークラス 1.135 36y 54.7% ***

(香り) トップノートは、テステリーかつエステリー。最初は長熟感は控えめと感じるが、しばらくすれば深みのあるウッディーな香りに包み込まれる。奥にはバニラのような甘い香りも感じられ極めて複雑。すばらしい香りである。

(味)  味も香りに負けずウッディーである。長熟由来の渋みも感じられ、なおかつ心地よい甘味で満たされる。いつまでも至福の時間は終わらない。


*** ハイランドパーク 4.112 24y 55.3% ***

(香り) 軽くピートが香る。軽いエステリーとフルーツ香、わずかな酸味。複雑ではあるが一つ一つの香りがどれも弱い。

(味)  まず若さを感じてしまう。フルーツと酸味のバランス。アルコール感が強めでやや単調に感じられる。麦芽由来の甘味と軽いピート。


*** ハイランドパーク 4.113 22y 52.7% ***

(香り) トップノートはキャラメル、それほどまったりしたものではない。酸味が香りを引き締めている。
しばらくすれば、奥の方に熟成を感じられるが、さっぱりとしたものである。

(味)  フルーツと酸味。軽いピートをともなう。口ざわりがザラザラするのはピートのせいか。


*** トマーチン 11.28 16y 55.6% ***

(香り) 非常に爽やかで青空のような良い香りである。高貴なフルーツ。それでいてとてもふくよか。

(味)  濃い目のフルーツが口いっぱいに広がる。フィニッシュはひねた味わいが残る。


*** マッカラン 24.97 16y 57.0% ***

(香り) まず醤油が飛び込んでくる、酸化した甘味、こげたゴム。しばらくすれば干しブドウの香りが出てくる。
シェリー好きにはたまらない香りではないだろうか。

(味)  やはりこげたゴムがひろがり、じめじめとした湿気くささ。


*** クライヌリッシュ 26.48 22y 56.6% ***

(香り) しっかりとしたフルーツ香と軽いピート。しばらくすれば奥に熟成香を感じ取ることができる。さらに時間をおけばキャラメルも香ってくる。
全体に軽いながらも複雑な香りである。

(味)  フルーティーかつフルーティー。軽いピートが味を引き締めている。さらにキャラメル味が心地よい甘味とともに感じられる。


*** ラフロイグ 29.59 17y 58.9% ***

(香り) 酸味を伴う強いピート。やや単調な香りであるが、時間とともにふくよかさがでてくる。

(味)  やはりピートは強いが、甘味や旨みがすばらしい。旨みは時間とともにさらに心地よく広がってくる。単なるピートのハードパンチではないモルトである。


*** クラガンモア 37.34 14y 60.6% ***

(香り) トップノートはえぐみやカラメル、醤油の香り。ただしこれで終わることは無い。慎重に香りを探せば、そんな邪魔な香りの奥にすばらしい熟成香が隠れているのがわかる。
正当派ではないが、なぜか手放せないモルトと感じさせる。

(味)  ややこげた印象、シェリー樽の個性というよりもシェリーそのものを感じる。しかし奥にはしっかりと熟成感がしまわれており、しばらくすれば開放される。


*** カリラ 53.103 13y 60.7% ***

(香り) ピートは強いがボディが軽い。ややジャーキーではあるがピートが勝つ。

(味)  酸味が心地よく、ストレートなピートとコンビを組む。ジャーキーで旨みもある。


*** カリラ 53.110 10y 59.9% ***

(香り) ピートと酸味が香るが、じつに爽やかである。アイラの曇り空ではない。

(味)  味はやや単調でピートが勝ってしまう。


*** モートラック 76.51 10y 60.9% ***

(香り) トップノートはキャラメル、さらに砂糖菓子、ザラメを連想する香り。アルコール感が強い。

(味)  ややアルコール焼けした味わい。まったりとしたフルーツ。


*** グレンキース 81.13 12y 60.7% ***

(香り) 青リンゴ系のフルーツ香。フレッシュなフルーツが心地よい。ややアルコール感が強い。

(味)  酸味のあるフルーツ。やや単調。アルコール感が強い。  


Posted by ophiuchi at 15:01Comments(4)TrackBack(0)SMWS