2007年08月31日
ラフロイグの悲劇
8/26に行なわれた今月のコニサーズクラブのテーマは「ラフロイグ」で、約6年という若いもの、ラムカスク熟成、シェリーバット熟成等々、バラエティに富んだ内容でした(例によってブラインドテイスティングです)。
最初のテイストスティルの10年(63.5%)はラムカスクもので、トップノートはスペイサイドを思わせる甘く華やかな香り。味にはピートを感じたので、多分アイラだろうと思いました。2本目はジャック&ジャックの10年(53.4%)。これはかなりスモーキーでしたが、柑橘系や乳酸の香りも感じました。3本目はソサエティの29.59(17年 58.9%)。かすかにシェリーが香りバニラやスパイスもあるグッドバランスな1本でした。
そして問題の4本目。トップノートは素晴らしいフルーツ香。一瞬60年代ボウモアかなと思いました。口に含むとそれまでのカスクものと比べると明らかに弱い。「香りはいいけど、味はダメだね」と散々な評価でした。最後の1杯はアベイヒルの2000年(57.4%)。さすがに焼酎のような若い香りだけど、悪くはないという評価。
で問題の4杯目が何だったかというと、何とオフィシャルの30年!以前に紹介した40年と一緒に出てきたとき以来、2回目の登場でした。あのときは40年を上回る評価だったのに、今回は…
Stand Bar マスターは出す順番で散々迷ったということでしたが、多分最初の1杯にもって来ても、似たような結果だったと思います。テイスティングの評価は組み合わせによって大きく左右されること、そしてブラインドテイスティングの怖さを改めて知る結果となりました。
最初のテイストスティルの10年(63.5%)はラムカスクもので、トップノートはスペイサイドを思わせる甘く華やかな香り。味にはピートを感じたので、多分アイラだろうと思いました。2本目はジャック&ジャックの10年(53.4%)。これはかなりスモーキーでしたが、柑橘系や乳酸の香りも感じました。3本目はソサエティの29.59(17年 58.9%)。かすかにシェリーが香りバニラやスパイスもあるグッドバランスな1本でした。
そして問題の4本目。トップノートは素晴らしいフルーツ香。一瞬60年代ボウモアかなと思いました。口に含むとそれまでのカスクものと比べると明らかに弱い。「香りはいいけど、味はダメだね」と散々な評価でした。最後の1杯はアベイヒルの2000年(57.4%)。さすがに焼酎のような若い香りだけど、悪くはないという評価。
で問題の4杯目が何だったかというと、何とオフィシャルの30年!以前に紹介した40年と一緒に出てきたとき以来、2回目の登場でした。あのときは40年を上回る評価だったのに、今回は…
Stand Bar マスターは出す順番で散々迷ったということでしたが、多分最初の1杯にもって来ても、似たような結果だったと思います。テイスティングの評価は組み合わせによって大きく左右されること、そしてブラインドテイスティングの怖さを改めて知る結果となりました。
2007年08月07日
アードベッグ(07/7/22)
山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。モルトの会、テイスティングノート
2007.07.22 スタンドバーにて
今月のお題は、「アードベッグ」である。
アードベッグといえば、アイラモルトのなかでも特にピートを焚いたモルトであり、かつてはそのハードさを売りとしていた。
しかしビッグネームでありながら、湿気っぽい、かび臭い、熟成感が無いなど仲間内では、それほどよい評価が得られていない蒸留所でもあった。
今回5本のテイスティング後、ピートが効いていながら穏やかな利かせ方で、枯れたピートを楽しむことのできる大人のアイラという印象をもった。メンバーからは5本で100年はいっているなと高評価である。
そんなことなので、アイラモルトと特定されたあともアードベッグの名前がでてこない。種明かしの後、みな10年以下の熟成ときいて驚くメンバーであった。
蒸留再開した後のアードベッグはすばらしいと結論づけておこう。
さて、今回の5本を紹介しよう。
*** [No.1] アードベッグ スティルヤング(オフィシャルボトル)ノンチル 1998-2006 56.2% ***
(香り) トップノートはハッカとミント。ドライでさっぱりとしているが、注意深くノージングすれば、かすかに熟成香を感じ取ることができる。
軽いピート香、こなれたピート香である。その後キャラメル香がひろがり、さらにエステリーもあらわれる。
(味) ドライ。ピートが強い、シャープなピートである。ヨード香が少なく、クセの強いものではない。
*** [No.2] アードベッグ べリーヤング(オフィシャルボトル)ノンチル 1998-2004 58.3% ***
(香り) ハッカ、ミントが香る、その後エステリー。かすかにピート、酸味が心地よい。
(味) エステリーな含み香のあとすぐさまシャープなピートが現れる。にがみ、酸味、旨みが
三位一体となり、ピートだけで終わらないうまいモルトである。
*** [No.3] SMWS 33.60 アードベッグ 1998-2005 7年 58.0% ***
(香り) まず酸味が感じられる、追ってミント、ハッカなどハーブ系の香りに満たされる。その後ようやくピートが立ってくる。
前面にピートが出ず、実にうまいピートの利かせ方だ。
(味) 酸味とピートのバランスが良い。ピートはヨード香が強くなく、じつにこなれている。全体的にはシャープな味わい。やや味の数が少ないか。
*** [No.4] SMWS 33.50 アードベッグ 1994-2004 10年 59.5% ***
(香り) まったりと深い香り。酸化した印象、やや若さを感じる。その後キャラメルのキャラクターとなる。軽いピート香。
(味) ひねた香り、ただし邪魔になるほどのものではない。やや単調で若い印象。その後ピートで支配される。
*** [No.5] SMWS 33.56 アードベッグ 1998-2005 6年 59.6% ***
(香り) トップノートはミントとハッカ。奥に熟成を感じる。しばらくハーブを楽しんでいるとしだいにキャラメルが顔を出してくる。
(味) まず酸味が広がるがピートが支配的となる。じつに旨みを感じさせるよくできたモルトである。







