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2008年03月22日

コニサーズクラブ(08/2/24)テーマ「オルトモア」

オルトモア(080224)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。


モルトの会、テイスティングノート

2008.2.24 スタンドバーにて

 今月のお題は、「オルトモア」である。

 何から書き出していいものやら、話題、逸話、オルトモアに関して頭の中にインプットされている情報は少ない、そんな蒸留所ではないだろうか。
 とうぜん、ハウススタイルなど出来上がっていようもない、あえていえばキース地区の蒸留所であるので、「リンゴ、青なしの香り」であろうか。
 そんなことなので、蒸留所の名前があがろうはずがない。それにしてもまたレアな5本が揃ったものである。

さて、そんなモルト5本を紹介しよう。

*** [No.1] ジャックウイスパーズ オルトモア cask no.1466 1994-2004 20年 53.6% ***

(香り) トップノートは軽いフルーツの香りといがいが。北ハイランドモルトの個性。わずかにレモンの香り。しだいにヌカの香りとピート香が感じられるようになる。ただしミントの香りもありフレッシュではある。

(味)  フルーティーであるが、ややドライ。味の数は少ない。


*** [No.2] スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS) No.73.15 17年 56.6% ***

(香り) ヌカの香りが強く、ピートも感じられる。奥にはサイダーの風味が感じられ重くならない。
 しだいにキャラメル香が強くなり、バランスするようにミントもあらわれる。

(味)  香ばしくトースティー。甘みは強いが酸味がバランスする。わずかにシェリー樽の個性。


*** [No.3] ウイスキー・エクスチェンジ オルトモア バーボンカスク cask no.2972 1992-2006 13年 57.6% ***

(香り) トップノートはエレガント、非常に綺麗な香りである。その後軽いピートが感じられる。
 ミディアムボディ。しだいにミントの香りとバニラ香が出てくる。

(味)  かび臭い含み香。やはり軽いピートが感じられる。ドライで砂糖水の味わい。


*** [No.4] マキロップチョイス オルトモア 1985-1999 64.2% ***

(香り) ヌカとピートの香り。しかしなぜかエレガントでもある。酸味とセメダインの香りのせいであろうか。エステリーな熟成香が感じられる。しだいにバニラ香が強くなる。

(味)  ウッディな熟成香が心地よい。酸味もほどよくあるので重くなったりしない。


*** [No.5] ジェームス・マッカーサー オルトモア 1989-2003 60.5% ***

(香り) ヌカの香りを発端にまったりとした香り。奥にはエレガントな香りも。ワインの酸味を思わせる香り。しだいにエステリー。

(味)  ヌカの含み香。ほどよい熟成感が感じられる。湿気っぽさと甘み。硬質な味わいではあるが、シェリー樽の個性も感じられる。



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Posted by ophiuchi at 14:35Comments(2)TrackBack(0)Tasting Note

2008年03月18日

モルトマニア格付けチェック!その3

前の記事からの続きです

復活したおまけ問題は「どちらが日本のモルト」というもの。本来のモルト会のテイスティングもしていたので、かなり酔った状態でもあり、これは多分さっぱり見当がつかないだろうと思いました。テイスティングすると、Aの方はシェリー樽熟成独特のゴム臭があり個性的なのに対し、Bはバランスがとれた優等生的なモルト。日本のメーカーは、Aのような個性を出してこないだろうということで、私は迷った末にBを選びました。

結果はAが ザ・マッカラン 12年で、Bは 山崎 12年でした。日本のモルトのほうが全体に出来が良いと思っていた私にとって意外だったのは、Aの方が美味しく感じたことで(これが迷った理由です)、コストパフォーマンスを考えるとマッカランの勝ち。残念だったのはマッカランを名指しできなかったことです。

3問すべてを正解したのは私以外に、前出の大御所Sさん、テイスティングノートでおなじみの山崎白秋さん、参加者最年少のM君の計4人。コニサーズクラブの第1回(当時、M君はまだ未成年!)から9年間、ほぼ毎回参加し続けている3人が面子を施したかたちです。

この後、Stand Bar マスターと話をして、毎回一問ずつやって、ポイントをつけようということになりました。あと2つ3つぐらいなら私でも思い浮かぶけど、問題を考えるのは大変そうで、どれぐらい続けられるのか心配ではありますが、参加する楽しみが増えてとても喜んでいます。

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Posted by ophiuchi at 16:59Comments(2)TrackBack(0)Connoisseurs Club

2008年03月17日

モルトマニア格付けチェック!その2

前の記事からの続きです

2問目が終わったところで結果発表。

1問目は、Aがスプリングバンク 1974 カスクで、Bはグレンフィディックのスタンダード・ボトルでした。11人中8人と正解だった人が多かったけど、「値段ほどの差は感じないね」という意見で一致しました。


2問目は、Aがグレンリベット1972 31年(R.N.マクドナルド)(写真の右側)で、Bはオスロスク 1995-2000 5年(マクギボンズ プロブナンス)、こちらも11人中8人が正解。Bは昨年11月のコニサーズクラブに登場していて、年数のわりに熟成感があるという評価でした。こちらもスペックから考えるとそれほど差が感じられずという結果でした。


結局どちらも正解したSさんによれば、他のバーで飲んだショット7,000円ぐらいのグレングラッサ(たぶんこれ)のことが頭にあって迷ってしまったとか。ブラインドテイスティングはかくも難しい…

面白い、面白いと大いに盛り上がり、結局用意されていた2問目もやろうということになりました。

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Posted by ophiuchi at 16:33Comments(0)TrackBack(2)Connoisseurs Club

2008年03月05日

モルトマニア格付けチェック!

2月23日に行われたコニサーズクラブで、Stand Barマスターが予告していた新企画が行われました。それは、かつてあったテレ朝のバラエティ番組「人気者でいこう!」の人気コーナー「芸能人格付けチェック」と同様なことをシングルモルトでやってみようというもの。本来の試飲会(今回のテーマは「オルトモア」)がかすむような盛り上がりを見せたのでした。

一人ずつテイスティングし他の人に分からないようマスターだけに答えを伝えるスタイルで、最初の問題は定番の「どちらが高い(3万円以上)」というもの。すぐ分かったという人もいましたが、慎重にテイスティングする人が多くなかなか順番が回ってきません(いつも鋭いコメントを放つ大御所Sさんが迷う、迷う!)。私は素直に美味しいAの方を指して「こっちであってほしい」とコメントしました。

3問用意されているということでしたが、ちょっと多すぎるという話になり、本来の2問目を飛ばして「どちらが長期熟成か?」を続けてテイスティングしました。「これは簡単」という人も多い中、ここでもSさんを含めた数人はずいぶん慎重です。私はノージングした瞬間にBに若さを感じたので、Aをチョイスしました。

結果はこちら

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Posted by ophiuchi at 17:11Comments(0)TrackBack(0)Connoisseurs Club